【電子レンジおすすめ9選】時短調理の強い味方!選び方のポイントを専門家が解説

#くらし   

種類・タイプ別のおすすめ電子レンジ

電子レンジは種類やタイプ、メーカーによってさまざまな特徴があります。ここからは、さわけんさんに具体的な特徴とおすすめの商品を伺いました。
※以下、メーカー名の五十音順に紹介しています。

【オーブンレンジ】多機能でさまざまな調理に対応


スタイリッシュデザイン、ダイヤル式で直感操作「RE-SD18A」(シャープ)

「RE-SD18A」(シャープ)

シャープ「RE-SD18A」には、「らくチン1品」機能が付いています。こちらの機能は好きな食材を耐熱容器に入れてメニューを選ぶだけで、野菜を使った一品メニューや煮物が作れるというもの。特に優れている点としては、1~2人分であれば、分量の設定が不要ということ。らくチン1品メニューを選んだら、スタートボタンを押すだけで手軽に調理が完結します。

「ボタンが少なめのシンプルなデザインで、設定もダイヤルを回すだけ、とわかりやすく直感的に操作できるため、家族みんなが使いやすいのが魅力です。スタイリッシュな見た目で高級感があり、手触りもよく、デザイン性にも優れています。レシピも充実していて、アヒージョやバゲットピザなどバリエーション豊富なメニューが搭載されているのもポイントです」

実際の利用者からは、稼働中の音も静かだという声が多く、集合住宅に住んでいる人や赤ちゃんのいる家庭、深夜に食事をする人などは、使用中のストレスが軽減されているという声も多く聞かれます。スタイリッシュで高級感のある見た目で、デザインを重視する人からも「買って良かった」という支持を得ています。


レンジとグリルの自動切換えですばやく調理ができる「オーブンレンジ「EVERINO」 ES-GT26」(象印)

「EVERINO ES-GT26」(象印)

「温度ムラを感じる」「なかなか機能を使いこなせない」といった使用者の声から開発されたのが、「EVERINO(エブリノ)」です。象印が長年培ってきた温度コントロール技術を活用し、例えば「レジグリ機能」なら食材に熱を通した後は、自動でグリル機能に切り換えて、食材の表面にこんがり焼き色を付けてくれます。また、庫内でボウルを浮かせた状態で調理することができる「うきレジ機能」は、付属のボウルセットを使用することで、食材上部と底部の加熱のムラを抑えた全方位加熱を実現している優れものです。

「レンジ機能からグリル機能へ自動で切り換えてくれるのはポイントが高いですね。忙しい人はこのひと手間が省けるだけでとても楽になると思います。『サクレジ機能』を使えば、冷めた揚げ物もボタンひとつで揚げたてのようにサクッと仕上がります。うきレジ機能は、ボウルの位置を固定することで赤外線センサーが食材を正しく検知します。また、食材を浮かすことでマイクロ波がまんべんなく行き届き、ムラを抑えてあたためられるという仕組みになっています」

こちらの電子レンジは、デザイン性の高いかわいらしいフォルムも人気です。マットなホワイトとブラックの2色展開となっており、どちらもキッチンインテリアのアクセントになると使用者からも高評価。スタイリッシュでおしゃれなデザインだと、料理の時間も気分が上がります。


すばやい加熱とわかりやすい操作性が〇「ER-X18」(東芝)

東芝「ER-X18」

こちらは容量18L、横幅485mm×高さ302mm×奥行376mmとコンパクトなサイズ。コンパクトながら、900Wまで最大出力を備えているため、食材やお弁当などをすばやく加熱することができます。「庫内よごれプロテクト」という、撥水・撥油コーティングがされているため、お手入れがしやすくなっているのも特徴です。日常の使いやすさを実感すると、買ってよかった、という気持ちにつながりますよね。

「こちらの電子レンジは、わかりやすい操作性が特徴です。たとえ高性能のレンジを購入したとしても、使い勝手がよくなかったら使わなくなってしまうし、全ての機能を使いこなせずもったいないですよね。毎日使うものだからこそ、直感的に使えることは家電を選ぶ際にも大切な要素といえます」


【スチームオーブンレンジ】蒸気の力でヘルシーな料理を


角皿に食材をのせて、調理方法を選ぶだけ!「ウォーターオーブン ヘルシオAX-XA30」(シャープ)

「ヘルシオウォーターオーブン AX-XA30」(シャープ)

さわけんさん大絶賛のスチームオーブンレンジが、ヘルシオの「AX-XA30」。優れた自動調理機能により、食材を入れて「網焼き・揚げる」「焼く」「炒める」「蒸す・ゆでる」の中からボタンを選ぶだけで調理できます。過熱水蒸気の高温スチームと、「64眼赤外線ムーブセンサー」「温度センサー」の2つのセンサーを組み合わせることにより、素早く、かつ加熱ムラを抑えた最適な仕上がりで調理をしてくれます。

「100℃を超える『過熱水蒸気』が食品に効率よく熱を加えて焼き上げるのが、ヘルシオの特徴。そのため、調理のスピードもダントツの早さです。実際に、魚を焼くオート機能を使ったところ、とてもスピーディーでした。過熱水蒸気が、食材の中心までしっかりとあたため、水分を奪うことなく焼き色をつけるため、グラタンなどの調理もしやすいです。また、スマホのアプリと連携させると、外出先でもメニューが閲覧できるので、食材の買い出しにも便利。インターネットにつないで、いろいろな自動調理機能で作れるレシピがダウンロードできるのもうれしいですね」

使用者からは、「ニンジンやサツマイモ、ブロッコリーなどの蒸し料理も甘みや旨みをしっかり感じられるくらいおいしくできた」「2段調理を使って一度で2品作れるのがうれしい」といった声が聞かれます。高級感あるシンプルなデザインで、最新機能もしっかり押さえた高性能オーブンレンジです。


石窯おまかせ焼きで本格調理もフルオート「石窯ドームER-YD7000」(東芝)

「ERーYD7000」(東芝)

2023年6月上旬発売予定の「石窯ドームER-YD7000」は、高火力が売りで、業界最高といわれている350℃の石窯ドームで食材をおいしく焼き上げます。また、この高火力により、から揚げなどの揚げ物をノンフライで調理したり、照り焼きや焼き魚などの料理でも余分な水分を飛ばしてパリッと調理したりすることが可能です。さらに、野菜、肉、魚の焼き物から煮込み、グラタンまで、それぞれの分量と食材に合わせた温度と時間で調理してくれる「石窯おまかせ焼き」を利用すれば、さまざまな種類の料理を作ることができます。

「こちらのレンジは、奥行きが約39.9cmと薄型でありながら、パワーがあり最高350℃の高火力が出るのが魅力。メニュー画面は写真が表示されるタッチパネルとなっていて、見やすく操作もしやすいという点も◎。庫内の天井が丸くフラットで、四隅も丸いので拭きやすく、お手入れがしやすいのもポイントが高いですね」

「オーブン調理が得意ではなかったが、簡単に調理できて家族にも高評価だった」など、満足の声が多くあります。スマホでレシピ検索できるので、仕事終わりにレシピをスマホでチェックして、買い物をして帰ることができるのもうれしいポイントです。


ヒートグリル皿が、まるでフライパンのようにアツアツに「ビストロNE-UBS10A」(パナソニック)

「ビストロNE-UBS10A」(パナソニック)

毎日の料理を格段に時短・簡単にできるのがパナソニックの「ビストロNE-UBS10A」。付属のヒートグリル皿は裏面のフェライトがマイクロ波を吸収して、フライパンのように熱々になることで、パンやハンバーグなども裏面を返さずにしっかりと焼くことができる優れものです。また高温スチームが作用することで、餃子も上部は水蒸気でふっくらと、下部はヒートグリル皿によってフライパンのようにパリッと焼き上げることが可能になります。グリル機能が特に高評価で、トーストからフライ、焼き魚まで満足な焼き上がりを実感している人が多いようです。さらに、ヒーターとスチームで食器を除菌する機能が新たに搭載されました。

「発熱する『ヒートグリル皿』で下からも加熱することによって、裏返さずに裏面まで焼き上げることができます。さらに、センサーが熱を加える部分を効率よく狙うことで、調理時間を短縮しています。搭載されているレシピのクオリティも高く、絶品料理が作れますよ。下ごしらえをした材料を耐熱ガラス製ボウルに入れる「ワンボウルメニュー」というのも便利で、中華やフレンチ、エスニック、煮物、パスタなど幅広い料理を作ることができます。時短したい人にはうれしい機能が満載です」


【単機能】低価格でシンプルな機能


「RE-TS171」(シャープ)

「RE-TS171」(シャープ)

こちらも自動あたため機能が便利な電子レンジ。食品から発生する蒸気量で仕上がりを見極める「らくチン!センサー(絶対湿度センサー)」を搭載しています。冷凍食品やお弁当も、ワット数や加熱時間を設定せずにボタン1つで自動であたためることができます。

最大出力が700Wのため、多少時間はかかるようですが、冷凍食パンは焼きたてパンのようにふっくらと、冷凍パスタは加熱ムラが少ないなど仕上がりには満足だという評価が多く見られます。光るバックライトの液晶画面が見やすく、わかりやすい操作がうれしいとも評判が高いです。ツルツルな質感の庫内は、汚れがふき取りやすいのもポイント。食品の汁や油で汚れるため、手入れのしやすさは重要ですね。


「ER-WS17」(東芝)

「ER-WS17」(東芝)

コンパクトでシンプルな機能搭載で使いやすさが好評の「ER-WS17」。単機能を求める使用者からは、省スペース、わかりやすさ、簡単な操作が重要視されていますが、この電子レンジはそのすべてが備わっています。小さめの冷蔵庫の上にも設置できる縦開きなので、利き手に関係なく開閉がラクチン。便利さに加え、とにかく表示が見やすく、必要最小限の機能を兼ね備えているという点が評価されています。料理を自分でやるという人にとって、シンプルな機能と使い勝手のよさが魅力的な電子レンジです。


「NE-FL1A」(パナソニック)

「NE-FL1A」(パナソニック)

フラットテーブルで庫内を広々と使えるモデル。冷凍ごはんやおかずをワンタッチ操作で、最大出力1000ワット (いくつかの自動メニューで働く短時間高出力機能のため、最大1分30秒の適用で、それ以降は自動的に600Wに切り替わる) の加熱により、すばやくあたためてくれる自動あたため機能が便利と好評です。

使用者からは、「シチューなどとろみのある料理をあたためるときも、しっかり中まで火が通っている」「自動あたための温度を簡単に変えられるため、適温であたためられるのがうれしい」という声も。忙しいと操作に手間取ったり、何度もあたため直したりする動作はとてもストレス。ワンタッチであたためをお任せできるのは大きなメリットですね。


キッチンまわり評論家のさわけんさんから、電子レンジの種類や選ぶポイント、おすすめ商品を教えてもらいました。ひと口に電子レンジといっても、その種類や機能はさまざまです。ライフスタイルに合ったものを選ぶことで、快適な食事ができたり、家事の負担を減らしたりすることに繋がります。今回ご紹介した商品や紹介内容を参考に、ご自身に最適な電子レンジを探してみてください。

取材・文=中嶋茉幸

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