じっとしていても苦しい夜は炭水化物に甘えて。超簡単なアレンジご飯【レシピ付】／眠れぬ夜はケーキを焼いて2（4）

孤独、焦燥、罪悪感……ふさぎこんでしまう夜を救うのは、シンプルなお菓子と料理でした。

生活サイクルが乱れやすく、起きたら夜だったということもしばしばだという午後さん。一日何もできずに終えてしまったという罪悪感や徒労感、そんな気分に襲われる日々に救いをもたらしてくれたのは、お菓子作りやシンプルな料理だったそう。「どうしようもない時も、落ち込む時も、きっと大丈夫…。材料を計ったり混ぜたりする無心の時間が心を穏やかにし、出来上がったおいしい食べ物を前にすると、漠然とした不安感も和らいでいく」と語ります。

午後さんが紹介するレシピは分かりやすく、料理初心者でもトライしやすいものばかり。孤独な夜にそっと寄り添うエッセイと合わせてご紹介します。

※本記事は午後著の書籍『眠れぬ夜はケーキを焼いて2』から一部抜粋・編集しました。