風味の良さを存分に楽しむ、超簡単な「大葉の醤油漬け」【JA全農広報部さんに聞いたおいしい野菜の食べ方】(3)

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大葉の醤油漬け

『JA全農広報部さんにきいた 世界一おいしい野菜の食べ方』3話【全7話】


フォロワー数は26万人超えと、X(旧Twitter)の公式アカウントが大人気のJA全農広報部さん。野菜の情報をたくさん発信し、「まるごと焼いた」「ドカンと食べた」など、ダイナミックなレシピ提案が話題を呼んでいます。

そんな全農広報部さんが、野菜をおいしく食べるための知恵やコツをたっぷり伝授! おなじみの野菜の意外で超簡単な絶品レシピをはじめ、旬の時期や選び方、ムダにしない保存方法など、知っているようで知らなかった情報が満載です。

第10回料理レシピ本大賞【料理部門】準大賞を受賞した、野菜のおいしいヒント集。健康のためにもっと野菜を摂りたい人も、野菜を最後まで上手に食べ切るアイデアがほしい人も必見です!


<料理家さんのとっておきレシピ>
ご飯にも刺し身にも肉にも合う
大葉の醤油漬け

大葉の醤油漬け

簡単だけどご飯が一気にすすむ醤油漬け。

「大葉の醤油漬け」の作り方
醤油小さじ1〜2、みりん小さじ1/2を合わせてたれをつくる。大葉2束(20枚)は1枚の片面をたれに漬けながら重ね、しばらく置く。このまま3日くらい日持ちする。(レシピ/岩﨑啓子先生)

片面をたれに漬けながら重ね、しばらく置く

ご飯が一気にすすむ醤油漬け


青じそはわき役?
いいえ、主役級の食材だといいたい

独特の香りで日本人に愛される薬味野菜。香りの成分ペリルアルデヒドに抗菌や防腐の働きがあり、刺し身のつまなどに使われてきました。ロズマリン酸には抗アレルギー効果も期待されていて、赤じそのジュースがもてはやされたこともあります。

紫蘇(しそ)と書くように、原種は赤じそで、6〜8月のごく短期間店頭に並びます。大葉とも呼ばれる青じそは、アクが少なくて食べやすいことから一般的になったもの。広報部さんも買い物のたびに買ってしまう好物だそうです。

<広報部さんのつぶやき>大葉愛!

『大葉の何がいいって、1に風味、2に風味、3、4が無くて5に風味だ』と広報部さん。まずは刺し身に添え、独特の個性的なさわやかさを楽しみ、たらこパスタに散らしてたらこ味を引き立てる。

どんな味ともけんかしないところも、好きだそう。『大葉のような人を目指しています』というほどの入れ込みよう。風味という魅力に加えて、手間をかけず食べられる食材という点もうれしいです。手でちぎってもOKですから。

大葉ご飯

大葉ご飯

『炊きたてのご飯に、せん切りにした大葉を投入。白ごまを振るとさらによし。』

大葉トースト

大葉トースト

『食パンに、マヨネーズ+大葉。好みでトマト、ツナ、ちくわ、しらすなどをトッピング。最後にチーズをのせて焼くだけ。』

次ページ:おいしい青じその選び方を指南!(2/2)

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