至福の極み!さつまいもなのに「ふわとろ」食感。新感覚のモンブランに大注目!

#食   

夢見心地のうっとり食感★材料3つで!「さつまいものふわとろモンブラン」

やむ気配のない、空前のさつまいもスイーツブーム。スーパーの入り口でも、駅ナカでも、甘〜いさつまいもの香りに誘われてしまう…そんな、さつまいもラバー待望の季節、秋がやってきましたね!
スイーツといえば、コンビニやデパ地下などで、ふわとろ食感のお菓子が依然、人気を集めています。
「さつまいも×ふわとろ食感」の強力タッグでスイーツを作りたい!という編集部の願いを叶えてくれたのが、お菓子研究家の荻田尚子さん。
生クリームさえ買ってくればすぐにできちゃう、さつまいものふわとろモンブランをご紹介します。

教えてくれたのは▷荻田尚子さん
料理レシピ本大賞を受賞した著書『魔法のケーキ』や、NHK「きょうの料理」をはじめ、書籍や雑誌、テレビなどで活躍中。

材料は3つだけ!絶対に失敗しないシンプルレシピ

さつまいものふわとろモンブラン

材料は3つ!「さつまいものふわとろモンブラン」

[材料4個分]
*1個250kcal/塩分0g
さつまいも…400g(正味350g)
生クリーム…1/2カップ
砂糖…40g

[下準備]
●さつまいもは皮つきのままよく洗い、1cm厚さの輪切りにする。4枚をとりおいて、残りは皮を厚めにむき、1cm角に切る。輪切りと角切りともに、水にさっとさらして水けをきる。

さつまいもの皮は厚めにむきます


皮の周りは繊維が多く、また、色がくすむアクもあるので、皮は厚めに(ピーラーで2回)むきます。

皮は食べられるので、捨てないでくださいね!

[作り方]
1. さつまいもをレンチンする

電子レンジで8〜9分加熱する


口径約22cmの耐熱ボウルに水150mlを入れて砂糖を溶かす。さつまいも(輪切りと角切り両方)を加えてふんわりとラップをかけ、電子レンジで8〜9分、竹串がすっと通るくらいまで加熱する。

※電子レンジを使う場合は600Wのものを基準としています(500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間、加熱します)。また、機種によって差があるので、様子をみながら加熱してください。

2. さつまいもを潰す
さつまいもを静かにざるにあけて湯をきり、輪切りと角切りに分ける。ボウルを拭いて角切りを戻し入れ、フォークでなめらかになるまで潰す。1/3量をとりわけ、4等分して軽く丸める。

3. ふわとろクリームを作る
大きめのボウルに氷水を用意する。2のボウルの底を氷水に当てながら、生クリームを加えて泡立て器で混ぜる。全体が均一になり、泡立て器を持ち上げるとクリームが落ちてこないくらいになればOK。

ボウルの底を氷水に当てながら、生クリームを加えて泡立て器で混ぜる


生クリームはしっかりと冷やしながら混ぜることで、ふわとろ食感に仕上がります。

4. モンブランを仕上げる

形を整えればでき上がり


輪切りのさつまいも1枚に、2で丸めたさつまいも1個をのせ、円すい状にざっと整えて芯にする。ふわとろクリームの1/4量をスプーンでなでつけるようにして芯をおおいながらぬり、形を整えればでき上がり。残りも同様にする。

超シンプルレシピなので、失敗知らず!


*  *  *

さつまいもの加熱は電子レンジでOK。よーく潰して生クリームと混ぜるとふわとろ食感に。あとは、さつまいもにクリームを飾るだけという超シンプルレシピなので、失敗知らずなのもうれしいポイントです。仕上げはお子さんに手伝ってもらうのも楽しいですね!
残った皮は素揚げすれば、色鮮やかなチップスに♪ ぱらりと塩をかけて、どうぞ。

残った皮は素揚げすれば、色鮮やかなチップスに 撮影/singt 


文=singt 調理/荻田尚子 撮影/田村昌裕 スタイリング/諸橋昌子 栄養計算/スタジオ食 編集・文/singt

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