野菜が「お買い得」なタイミングって? 9月下旬はたまねぎ、にんじん、はくさいがおすすめ!
独立行政法人農畜産産業振興機構が定期的に発表する、野菜の生育状況や価格の見通しの最新情報をまとめた「野菜の需給・価格動向レポート」。平成29年9月4日版をもとに、生育が好調かつ価格(卸値)が落ち着いて推移し、手に入れやすく食べごろな野菜からいくつか「おすすめ野菜」としてご紹介!
この時期の「おすすめ野菜」は、次のとおりです。
9月下旬はたまねぎ、にんじん、はくさいがおすすめ!
◆たまねぎ
北海道産の生育がおおむね良好で、平年並み、兵庫産が平年より多めの出荷を予定。現在、流通量が多く、平均を下回っている価格は、そのまま平均を下回ったままになる見込みです。秋は新玉ねぎがおいしい季節です。お買い得なたまねぎを使った料理に、ぜひチャレンジしてみてください。
◆にんじん
北海道産にんじんは、天候に恵まれたこともあって順調に生育しています。これまでどおり、多めに出荷されることから、価格は現状のまま平均を下回ったままになる見込みです。涼しくなってくると、シチューやカレーを作りたくなりますね。そんな煮込み料理によく合う、にんじんがオトクなのはうれしい限りです。
◆はくさい
長野県産のはくさいは、8月中旬までの天候不順で出荷がやや遅れていました。現在は天候も回復し、今後はやや多めに出荷される予定とのこと。出荷量が増えることから、現在、やや高めの価格は平年並みに落ちつく見込みです。はくさいを使った料理は、月末近くになってから作るのがお買い得になりそうですね。
にんじんを使ったレシピ「とり肉とにんじんのトマト煮」
<材料>(2人分)
にんじん…1本
玉ねぎ…1個
とりむね肉…1枚(約250g)
水…3/4カップ
ホールトマト缶…1缶(約400g)
塩…小さじ1
オリーブ油…大さじ2
小麦粉、粗びき黒こしょう、粉チーズ
<作り方>
1.にんじんは小さめの乱切りにする。玉ねぎは縦半分に切り、縦5mm幅に切る。とりむね肉は一口大に切って、小麦粉を薄くまぶす。
2.フライパンにオリーブ油大さじ2を中火で熱し、とり肉を皮目から焼く。焼き色がついたら上下を返して同様に焼き、玉ねぎ、にんじんを加えて炒め合わせる。
3.全体に油がなじんだら水3/4カップ、ホールトマト缶を缶汁ごと加え、トマトを潰しながら混ぜ、強火にする。煮立ったらふたをし、弱火で約10分煮る。塩小さじ1、粗びき黒こしょう少々、粉チーズ大さじ3を加えて混ぜ、中火にして煮詰める。器に盛り、粉チーズ、粗びき黒こしょう各少々をふる。
トマトとにんじん、そしてチーズがつくる濃厚なハーモニーがたまりません。
たまねぎを使ったレシピ「新玉ねぎのサラダ」
新玉ねぎならではのみずみずしいシャキシャキ感が楽しめます。
はくさいを使ったレシピ「はくさいの中華麺」
干しエビの風味を味わいつつ、しょうがで体の内側からポカポカに。