INTERVIEW

株式会社アートネイチャー

株式会社アートネイチャー 広報部部長 菅谷健一氏(右)・ジュリア・オージェ営業部部長 大上満保子氏(左)

時短とトキメキのあるウィッグの魅力を
影響力のあるメディアを連動して配信

オーダーメイドや既製品ウィッグ、ヘアケア商品などにおいて、男女を問わず高い支持を得ている株式会社アートネイチャー。
2008年に発表したレディースファッションウィッグ「ジュリア・オージェ」は、洗練されたデザインや機能性が特長で、ウィッグを初めてつける方でも親しみやすく、愛用者も増えています。従来はこれらのウィッグのPRをファッション誌や折り込みチラシで展開していましたが、2021年から暮らしに寄り添うウィッグを目指して「レタスクラブ」とタイアップをスタート。「レタスクラブ」に着目した経緯や出稿後の変化についてうかがいました。

菅谷健一様、大上満保子様画像

株式会社アートネイチャー 広報部部長 菅谷健一氏(右)・ ジュリア・オージェ営業部部長 大上満保子氏(左)

菅谷氏は株式会社アートネイチャーに関する広報業務を幅広く統括。大上氏は、「ジュリア・オージェ」の販売促進及び店舗管理を担当

生活情報誌を軸にしたメディアに挑戦して、
ウィッグの暮らしに役立つ魅力を初配信

多くの髪に悩む女性を、美しさと若さが叶うウィッグで笑顔に変えてきた「ジュリア・オージェ」。今回は「レタスクラブ」の「リーチ最大化企画」を活用して、簡単にヘアスタイルが決まる時短効果やコスパのよさを、レタスフレンズ体験記事やInstagramで初配信しました。その結果、コロナ禍にも関わらず、今期は当初の予想を上回る業績を達成しています。


株式会社アートネイチャ― 菅谷健一様、大上満保子様インタビューその1
2021年1月のリーチ最大化企画では、本誌ではなく、レタスクラブWEBにて母娘モデル企画記事を配信。それぞれがウィッグを試着して良さを体験した企画は、読者だけではなく、母親世代や家族など、より幅広い年齢層への訴求を可能にしました

レタスクラブ レディースウィッグショップ「ジュリア・オージェ」について教えてください。

株式会社アートネイチャー 大上氏 「『ジュリア・オージェ』は質感やデザイン、カラーバリエーションなど、新技術を取り入れながら展開している人気の高い既製品ウィッグです。現在百貨店やショッピングモール、駅ビルに、お客様が気軽に体験&購入できる店舗を設置しています。オーダーメイドのウィッグは、より高いクオリティを提供できますが、初めての方、特に若い方には、前髪や生え際だけなど、手軽でコンパクトな既成品ウィッグをファーストタッチにしたいと考えています」。

株式会社アートネイチャ― 菅谷健一様、大上満保子様インタビューその2
「ジュリア・オージェ」の店舗ではウィッグのディスプレイが華やか。生え際や抜け毛などの悩みを抱える方、ヘアスタイルを手軽にキレイしたい方などが、思わず立ち止まってしまうほど素敵な店内です。※画像は2021年掲載記事から流用 ジュリア・オージェ グランデュオ立川店

レタスクラブ 「レタスクラブ」へ出稿される以前に、なにか広告に関する悩みがありましたか?

株式会社アートネイチャー 菅谷氏 「今のウィッグは、昔のかつらとはまったく別物ですが、まだ古いイメージが残り、抵抗のある方が多い。弊社では一人でも多くのお客様にウィッグの魅力、自然さ、手軽さを伝えたいと考え、新規顧客の獲得、年齢層の拡大、リピーター増などのため、さまざまなアプローチの仕方を検討していました」。

レタスクラブ 以前はどのようなアプローチをしていましたか?

株式会社アートネイチャー 菅谷氏 「ファッション誌をメインに若さや美しさをアピールする記事の掲載や、新聞への折り込みチラシを定期的に行っていました。CMも好調です。自社の公式SNSなどもありますが、ウィッグはお悩みをサポートする面もあるので、配信しても反響を得にくい傾向があります」。

株式会社アートネイチャ― 菅谷健一様、大上満保子様インタビューその3
「見た目の雰囲気を瞬間でがらりと変える商材は、ほかではあまりありません。ウィッグをつけたときのお客様の笑顔は本当に素敵です。時短とトキメキの両方をレタスクラブ世代の方にもぜひ体験してほしいです」と話す、広報部部長菅谷氏

レタスクラブ 「レタスクラブ」を選んだ理由を教えてください。

株式会社アートネイチャー 菅谷氏 「主婦の方は、生活を快適にするライフハック的な情報を切実に求めています。ヘアケアの手間がないウィッグは、毎日の時短に必ず役に立つので、忙しい主婦のみなさんにウィッグの魅力を伝えたいと考えました」。

レタスクラブ 企画についてのイメージはありましたか?

株式会社アートネイチャー 菅谷氏 「生活情報誌は読み手のマインドが違うので、読者へのアプローチ方法など、新しい『暮らしに寄り添うウィッグ』のコンセプトは、『レタスクラブ』に見つけてほしいと考えていました」。

若い層への訴求と新規顧客獲得へ
生活情報誌のメディアを連動した総合力に期待

レタスクラブ 二度ともメディアを活用した「リーチ最大化企画」を希望された理由は?

株式会社アートネイチャー 菅谷氏 「当初は、『レタスクラブ』は雑誌単体での情報発信しかできないと思いこんでいました。それがWEBや交通広告などメディアを連動してコンテンツを展開できると知り、それが出稿の決め手になりました。母娘企画で展開しましたが、とても反響がよく、それで2回目は、WEBの施策を拡大してSNSでのフィールド広告にも挑戦しました」。

レタスクラブ クリエイティブについて、1回目の母娘モデル企画はいかがでしたか?

株式会社アートネイチャー 菅谷氏 「母娘モデルの起用はメジャーな企画ですが、『レタスクラブ』らしい視点によって、わかりやすく、髪の悩みに寄り添いやすい構成になりました。特に読者だけではなく、母親や家族、時には三世代が情報を共有して、娘さんがお母さんのアドバイザーになるなど、購買動機につながることは発見でした」。

レタスクラブ 社内の反響はいかがでしたか?

株式会社アートネイチャー 大上氏 「作成した冊子を店舗で配布したり、ディスプレイしたところ、『レタスクラブに載ったのね』『今までお店に来ていたのに、この商品があったのに気づかなかったわ」など多くの反響があり、来店動機にもつながりました。特に髪やウィッグに興味のある方には、すごく目についたようです」。

読者層の年齢を引き下げたコミックエッセイは、
スタッフやお客様から好感度120%!

レタスクラブ 2回目は40代の読者モデルの起用と、レタスフレンズのイラストレーター「なとみみわさん」によるウィッグ初体験の企画ですが、いかがでしたか?

株式会社アートネイチャ― 菅谷健一様、大上満保子様インタビューその4
なとみみわさんは、実際に自身のヘアスタイルに悩んでいたことからウィッグに初挑戦。スタッフの方に骨格がいいとほめていただいたエピソードやウィッグを試着して素敵なヘアスタイルになった喜びを楽しく描き、読者の共感を呼びました

株式会社アートネイチャー 菅谷氏 「40代のモデルの起用は読者層とはいえ、実際の60~80歳の顧客層からはずれるので不安でした。それが、40代の髪の悩みをイラストで表現すると、幅広い年齢層に好評で、モデルの年齢にこだわらなくても、発信のしかたを変えるだけで心に響くことがわかりました」。

レタスクラブ なとみみわさんのイラストは、「レタスクラブInstagramオフィシャルアカウント」でもアニメーション動画化して配信しました。

株式会社アートネイチャー 菅谷氏 「SNSは弊社も重視していますが、まだ知名度が十分ではないせいか、『イイね』がつきにくい傾向がありました。それが、『レタスクラブ』では反響が大きく、他社から発信する方が、ファーストタッチがあるのを実感しました。特にイラストがお客様に大変好評で、なとみさん自身の喜びがリアルに感じられたようです。やはり、時代に合わせた表現が大切ですね」。

株式会社アートネイチャ― 菅谷健一様、大上満保子様インタビューその5
SNSやイラストへの意識が変わったという、なとみみわさんの記事。実写ではできない表現がお客様だけではなく、店舗のスタッフにも好評で、「うちの店舗も描いてほしい!」などの声があったそうです

レタスクラブ 出稿後に、「レタスクラブ」の印象は変わりましたか?

株式会社アートネイチャー 菅谷氏 「もともと、生活全般の情報を網羅した雑誌と認識していましたが、情報発信力は予想以上でした。実は弊社独自にウィッグ広告をどこで見ましたかなどのインターネット調査を行った際、『レタスクラブ』のレタスフレンズ体験記事やLINEニュースで見たという回答が配信数に比べて高く、雑誌のブランド力、知名度の高さを実感しました」。

レタスクラブ 店頭での反響についてはいかがでしょうか?

株式会社アートネイチャー 大上氏 「2021年はコロナ禍で店舗への来客数が心配されましたが、10~12月は、『やっとお出掛けができる』『キレイになりたい』というお客様の来店が増えて、感度の高い反響をいただいています」。

株式会社アートネイチャ― 菅谷健一様、大上満保子様インタビューその6
「初めてウィッグを体験されるお客様は、小さくてナチュラルなものを希望される傾向があるので、ジュリア・オージェがぴったりです。忙しい主婦の方にも気軽に体験していただきたいですね」と話すジュリア・オージェ営業部部長大上氏。

株式会社アートネイチャー 菅谷氏 「『レタスクラブ』は総合力もすごいですね。打ち合わせには、WEBや交通広告など各メディアの担当者が参加して、直接話をしながら最適な企画を提案していただきました。そしてそのすべてが『レタスクラブ』を軸にぶれていないんです。新しいメディアを体験できて自社の意識も変わり、特に交通ビジョンは、リーチ最大化企画で初めて体験して影響力の強いメディアだと気づき、現在は他でも活用しています」。

暮らしの中のウィッグという新しい視点を
今後も広く、楽しく発信していきたい

レタスクラブ 今後やってみたいことはありますか?

株式会社アートネイチャー 菅谷氏 「コロナ禍で直接的なフィールドプロモーションができなかったので、実際にウィッグを手に取っていただけるイベントを増やしていきたいです。また、弊社のショールームで読者の方による座談会を開いたり、異業種とのコラボや、影響力のある読者モデルの方にビフォーアフターを体験していただくのもいいですね。レタスフレンズの方にぜひ発信してほしいです」。

株式会社アートネイチャー 大上氏 「今回、ファッションではなく日常の生活に溶け込むウィッグでお客様の広がりを感じたので、引き続き時短や手軽さ、コスパの良さなどを暮らし目線で伝えたいですね」。

株式会社アートネイチャー 菅谷氏 「ヘアスタイルは、洋服やメークよりも印象をがらりと変えます。暮らしに視点を変えるだけで、ウィッグの新たなマーケットやアプローチ方法に気づいたので、時短とトキメキを感じられるウィッグの情報をこれからも主婦の方へ訴求していきたいですね」。

【取材日:2022年1月12日】※取材中はマスクを着用しています


INFORMATION

「レタスクラブ」にご興味がありましたらお気軽にお問い合わせください

<お問い合わせ先>
株式会社KADOKAWA ビジネスプロデュース局
アカウントビジネス部 アカウント3課 担当:星野・足達

主婦のインサイト情報お届けします!

1000人以上の主婦の方からお答えいただいたアンケートをもとにした、主婦のニーズがぎゅっと詰まったインサイト情報を月1回メルマガにてお届けします!