それ間違った使い方かも⁉ 実はリンスと違う「トリートメント」ツヤ髪効果半減の3大NG

#くらし   
 正しいトリートメントでツヤ髪を復活

『1分ヘア革命 読むだけで髪の悩みが消える本』 6回【全10回】


白髪が増えた、トップがぺちゃんこで薄毛で悩んでいる、カラーやパーマで髪が痛んでパサつく…。サロンでアドバイスしてもらって家で実践しても、髪にいいことを心がけてもどうにもならない! 文字通り、頭を抱えてしまう髪の悩みが尽きません。

そこで、カリスマ美容師のAYAMARさんに正しいヘアケア方法をうかがいました。
今日からできるヘアケアで、誰よりもサラツヤ髪になっちゃいましょう!

正しいトリートメントでツヤ髪を復活

ダメージにはリンスよりトリートメント

たくさんの人が、髪のために洗い流すトリートメントを日々使っているかと思います。ただ、間違った方法だと、せっかくトリートメントを塗っても効果は半減。それどころか、髪を傷める原因にもなってしまうこともあるんです。

ここでは、正しいトリートメントの塗り方を説明していきます。

まず、トリートメントが、同じヘアケアアイテムであるリンスやコンディショナーとどう違うかについて説明します。

リンスやコンディショナーは、髪の表面をコーティングすることで指どおりをよくしたり、ツヤを与えたりするものです。一方、トリートメントは、髪の内部まで浸透し、髪を内側から保湿してダメージを補修します。

カラーやパーマを頻繁にする人やヘアアイロンを使う人は、髪の内部までダメージを受けているので、トリートメントでのケアが必要です。

水気をしぼるだけで効果アップ

トリートメントをするときのポイントは、次の3つです。正しくトリートメントをするだけで、髪がツヤツヤになりますよ。

■シャンプー後に髪の水気をしぼる
■目の粗いコームで髪全体に均等に塗る
■すすぎ残しがないようにていねいにすすぐ

トリートメントは、シャンプーをしっかりすすいでから塗らないと、髪に浸透しにくくなるので気をつけましょう。

シャンプーをすすいだら、髪をやさしくしぼり、髪に残った水気を取ります。このかんたんなひと手間をかけるのとかけないのとでは、トリートメントの効果は大違い。髪がビシャビシャに濡れたままだと、トリートメントが水で薄まり、効果が減ってしまいます。

髪に塗るトリートメントの量は、ショート~ミディアムで500円玉1枚分、ロングや髪の量が多い人は500円玉2枚分くらいです。

両手になじませたら、髪の毛先から中間に塗ります。両手で髪を挟むようにして、内側と外側にムラのないよう塗りましょう。

手に余ったトリートメントは、頭頂部の髪の表面にも塗ります。たっぷりとつけてしまうと毛穴が詰まったり、頭皮がベタついたりして髪によくないので、少なめにつけるように意識するのがポイントです。

手でトリートメントをつけたあとは、髪全体に均等に行きわたるように目の粗いコームでとかします。目の細かいコームだと、髪とこすれ合ってキューティクルがはがれてしまうので注意してください。

とかすときは、コームを髪に対して斜めに入れるのはNG。髪に塗ったトリートメントがはがれてしまいます。コームを髪に対して垂直に入れ、毛先→中間→根元の順でやさしくとかします。

{ コームを使ったトリートメントのなじませ方 }
×斜めにコームを入れると、トリートメントをはがしてしまうのでNG。

【NG例!】斜めにコームを入れると、トリートメントをはがしてしまう


○髪に垂直にコームを入れて、トリートメントをなじませる。

髪に垂直にコームを入れて、トリートメントをなじませる


髪に塗ったあとは、内部までトリートメントが浸透するように5~10分間放置します。

さらに浸透率を上げたい場合は、蒸しタオルで髪を包んでおきましょう。髪の温度が上がることで、トリートメントの浸透率が高くなるうえに、放置している間に湯船につかっても、トリートメントが垂れてこなくなります。

最後にトリートメントをすすぎます。顔まわりやもみあげ、耳の後ろ、襟足はすすぎ残しが多い部分なので、とくにていねいに流すようにしましょう。

すすぎ残しがあると、トリートメントが毛穴に詰まり、薄毛や抜け毛の原因になってしまいます。トリートメントのぬるぬるした感触がなくなり、しっとりした手触りになるまですすぎます。

たった10秒! 時短トリートメント

忙しくてトリートメントの放置時間が取れない人におすすめなのが、moremoの「ウォータートリートメントミラクル10」です。

一般的なトリートメントでは5~10分かかる放置時間が、この商品だとたった10秒でOK。お風呂をサッと済ませたいときでも、髪の保湿ケアをすることができます。
ノンシリコンタイプなので頭皮にやさしく、敏感肌の人にも向いています。

ウォータータイプのトリートメントは、仕上がりが軽いのが特徴です。細毛や軟毛の人が重たいトリートメントを使うと、頭頂部のボリュームがなくなってしまいますが、これならボリュームが失われることなく、ふんわりとした仕上がりになりますよ。

まとめ

水気をしぼってコームでトリートメントをなじませる

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いかがでしたか?
コンディショナーやリンスとトリートメントは違うもの。
トリートメントをする際に、
NG1 シャンプー後に髪の水気をしぼらない
NG2 髪全体に均等に塗っていない
NG3 すすぎ残しがある

上記3つはNGなんですね。つい適当になってしまう…という方も多いかもしれませんが、「せっかくトリートメントをするならツヤ髪効果あり」の正しいやり方でケアしたほうがいいですよね。ちょっとしたコツなので、ぜひ今日からトライしてみてください!


文=AYAMAR(柴田 紋奈)
※本記事はAYAMAR(柴田紋奈)著の書籍『1分ヘア革命 読むだけで髪の悩みが消える本』から一部抜粋・編集しました

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