模様替えで悩む「テレビの置き場所」問題。ならば、壁かけテレビを選んでみては?

#くらし   
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冬を前に、部屋の模様替えをしたい!でも、リビングって模様替えしてもあまり代わり映えしない気がしませんか?その理由はテレビ。テレビの置き場所はどうしてもアンテナ端子の近くに固定されるため、テレビに合わせると、ソファやテーブルも大きく移動できなくなるんです。そんなリビングの「配置ジレンマ」を解決してくれる新商品が、パナソニックから登場!それが「壁にかけられるテレビ」です。その魅力を知りたくて、さっそくパナソニックの製品発表会に参加してみました。

部屋のレイアウトはテレビを中心に決まってしまう!

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パナソニックが今年9月、引っ越しや模様替えを経験または検討したことがある20~60代男女500名に行った調査によると、「配置する際に、場所が固定されやすいと思う家具・家電」の1位はテレビでした。なんと83%の人が、テレビは置き場所が固定されやすいと答えていたのです。その理由としては、「アンテナ端子の近くにしか置けない」「テレビだけでなくテレビ台のスペースも確保する必要がある」「ベランダやダイニングなどへの動線をふさがないようにすると場所が限られる」などが挙げられました。
その結果、「部屋の家具・家電のレイアトはテレビを中心に決まることが多い」と感じる人が、85%以上もいたんです。
そしてそのうちの7割以上の人が、こうした現状に不満を感じていました。

この結果、みなさんも思い当たることありますよね?
「テレビを置くと、ソファはその前にしか置けない」
「ソファの背が邪魔で、ダイニングからテレビが見えない」
「テレビに合わせた家具の配置にすると部屋が狭くなる」
「テレビ台のせいで掃除がしづらい」
テレビの置き場所について、こんなふうに不満を感じている人は多いはずです。
家具の配置は、部屋の雰囲気や暮らしやすさに大きな影響を及ぼすのに、テレビのせいでそれがうまくいかない。
こうした家具の配置ジレンマを抱えている家庭は少なくないでしょう。

そこで登場したのが、持ち運びできる小型のポータブルテレビ(写真上)や、テレビ本体にキャスターつきスタンドがついていて、移動ができるレイアウトフリーテレビ(写真下)です。

プライベート・ビエラ

レイアウトフリーテレビ

テレビの置き場所問題はこれで解決したかと思いきや、もうひとつ別の問題点がありました。
それは、より大きなテレビの場合に「テレビの存在感が大きすぎる」問題です。

かつてはお茶の間の中心だったテレビですが、スマホやタブレットでネット動画を見る人が増えた今、その地位は不動のものではなくなってきています。
「テレビをもっと部屋になじませたい」
「大きな画面でコンテンツを見たいけど、テレビの存在感は押さえたい」
という人が増えてきました。

そこで、置き場所を自由にしてくれるだけでなく、大画面テレビであっても存在感をミニマルにして、リビングの床を完全にテレビから解放してくれる、壁かけテレビが誕生したのだそうです。

壁に絵をかけるように気軽。一歩先行く壁かけテレビ

壁かけテレビはテレビ台が不要なので、床がすっきりして空間に余裕がうまれ、お掃除もラクになります。
ただ、これまでの壁かけテレビは有線接続だったので、まだアンテナ端子の位置に設置場所が縛られていました。
また、壁に強度が必要なので、設置工事をしなければならない場合もありますし、ビスで固定するから壁に大きな穴が残るため、一度設置した場所からは動かしにくいのも難点です。
しかも、壁からモニターぐいっとせり出した形になるので、横からみるとけっこうな違和感。
スマートじゃないなあ、という意見も多かったそうです。

ウォールフィットテレビ

11月18日発売予定のパナソニックウォールフィットテレビ(LW1シリーズ)は、これらの難点を解決した画期的な商品。
チューナー部から無線で電波を伝送するため、アンテナ線に関係なく、どこの壁でも自由にモニターをかけられます。
チューナー部を1階に置いたまま、2階の壁にとりつけることだってできるんです。
しかも、画面を振動させて”鳴らす”スピーカー方式を採用した薄型設計と、専用の薄型金具のおかげで、壁から画面までたったの3.5cmしかありません。

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これまでのせり出しタイプ(写真下)と違って、LW1シリーズ(写真上)は壁にくっついて見えるので、どこから見てもすっきりしておしゃれ。
配線は電源コード1本しかないから、テレビ周りによくある「コードでゴチャゴチャ」感も解消です。
さらに、従来モデルに比べ、壁にかかる重量を4割カットしたので、近年の住宅に多い石膏ボードの壁にも補強工事は不要。
細いピンを使って自分でカンタンに取り付けられるから、「西側の壁から東側の壁に」なんて気軽に移動させることもできます。
もちろん、4K放送対応で高画質。
長時間録画機能もあるし、ネット動画やオンデマンドサービスも大画面で楽しめるんです。

インテリアのスペシャリストも魅了するテレビ

トークセッション

セミナーでは、ウォールフィットテレビのデザイン担当者・飯田攻太郎さん(写真左から2人目)と、インテリアトータルコーディネーターのMAKOさん(右端)、インテリアスタイリストの窪川勝哉さん(右から2人目)とのトークセッションもありました。

窪川さん

窪川:「これまでのテレビって、まずテレビ台でスペースを取るんですよね。そこにソファだのローテーブルだの家具を配置すると、リビングの床は飽和状態になってしまう。一方で、壁は部屋に4面もあるのにがらっとあいていて、あのスペースもったいないな、と常々思っていました」

MAKOさん

MAKO:「アンテナ線ありきで部屋のレイアウトを決めてしまうと、部屋全体の家具の配置バランスがよくないことが多いんです。好きな家具を入れたくてもサイズが合わず、あきらめることもありますよね」
と、インテリアの専門家の目から見ても、これまでのテレビの置き場所には不満があったようです。

窪川:「壁かけテレビも、これまでのものは壁からモニターだけが飛び出している感じがメカメカしくて、違和感がありました」
MAKO:「賃貸マンションだと、壁かけテレビを設置するために大きなビス穴があくことを心配される方も多いし、コードのごちゃごちゃが見えるのがみっともなくて」

ウォールフィットテレビデザイナーの飯田さんは、そのあたりの解消にいちばんこだわったと言います。
「大事にしたのは、いかにテレビを空間になじませ、インテリアのノイズにしないか。時計や鏡といった壁かけ家具と同じようにとらえてもらえるよう、極限まで厚みを削るなどの工夫をしました」
これには、窪川さん、MAKOさんも納得です。
窪川:「テレビに変な凹凸がないから影ができないし、モニターの側面が壁になじむ白っていうのも理想的」
MAKO:「電源コードも白なんですよね!しかも形がかわいい。コードが1本しかないから周りもすっきりして、テレビが壁にかかっているアートみたい」

今回の発表会のメインステージは、窪川さんがスタイリングを担当したリビングダイニングルーム。なるほど、絵画など壁面の装飾にテレビがしっくりなじみ、部屋が広々として見えます。

全体像


隣には、窪川さん(写真下)、MAKOさん(写真下下)それぞれの自室を模したコーディネート例も展示されていました。

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テレビ台がないので床に余裕ができたため、大ぶりなソファを置いたり、ウォールフィットテレビの薄さ、スタイリッシュさに合わせて脚の細いフロアライトを置いたりと、自宅の模様替えでも参考にしたいアイデアが満載です。

このほか、MAKOさんがスタイリングした、シンプルで機能的な書斎(写真下)には、移動できる脚付きのレイアウトフリーテレビが、自分時間をリラックスして楽しめそうなバスルーム(写真下下)には、ポータブルテレビが置かれていました。

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浴室


テレビの場所を自由にする「くらしスタイルseries」

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11月18日発売予定のパナソニックのウォールフィットテレビ(LW1シリーズ)は、オープン価格。想定価格は、2TBのハードディスク内蔵のもの(TH-55LW1)が37万円前後、別売りのUSBハードディスクに録画するタイプ(TH-55LW1L)が33万円前後です。
空間にゆとりをもたらすおしゃれな壁かけテレビのほか、パナソニックの「くらしスタイルseries」には、レイアウトフリーテレビやポータブルテレビといった、テレビの場所を自由にしてくれるラインナップがそろっています。模様替えの季節である今、ぜひ選択肢のひとつとして考えてみてください。

取材・文=春日あずさ

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