【大阪府vs兵庫県】住みやすい街はどっち!? リアルな街データで比較

#くらし   
大阪府vs兵庫県 住みやすい街はどっち!? リアルな街データで比較

商業施設もありながら自然もある大阪府と兵庫県。果たして“大阪府と兵庫県、どっちが住みやすい街”なのか…。街選びを失敗しないように、「交通利便性」「買い物環境」「健康環境面」といった客観的データとともに、リアルな街の情報を総合的に比較してみました!

※本記事は4月17日発売の「マイホームLOVE Walker 関西で家を探す前に知っておきたい28の常識」(角川アスキー総合研究所)の一部を抜粋、再編集したものです。

複数の鉄道路線や駅が利用可能な街が多いのは大阪府

梅田へは約35分、難波へは約30分でアクセスできるなかもず

大阪府には現在500超の鉄道および地下鉄の駅があり、兵庫県には400弱しかありません。ターミナル性のある駅数も大阪府の方が圧倒的に多いです。

中でも注目なのは「なかもず」(大阪府)。Osaka Metro御堂筋線のほか、泉北高速線・南海高野線の中百舌鳥駅の3路線2駅が利用可能です。御堂筋線の始発駅で、朝のラッシュ時に座って移動できるのも魅力的です。

バス利用が便利な街は兵庫県

神戸市内の各方面へにアクセスしやすい六甲道

大阪府は駅数が多く、運行間隔も短いため、移動には電車や地下鉄の利用が前提ですが、兵庫県は鉄道駅を補うようにバス路線が発達しています。

中でも注目なのは「六甲道」(兵庫県)。商業施設が集まる駅の北側にはバスターミナルがあり、繁華街の三宮をはじめ、阪急線六甲駅、阪神線御影駅、六甲山の玄関口となる六甲ケーブル下駅行きなどが発着しています。

深夜営業のスーパーがある街は大阪府

交通の利便性はもちろん買い物のしやすさも人気の阪神野田

大阪府は深夜営業の飲食店が数多くあり、ベッドタウンだけでなく人が多く集まる商業地にも深夜や24時間営業のスーパーが多数あります。

中でも注目なのは「野田阪神」(大阪府)。下町らしい雰囲気が大阪市内中心で働く単身世帯に人気です。24時間営業の「KOHYO 鷺洲店」、24時まで営業している「ライフ 野田店」「イオンスタイル 野田阪神」など仕事帰りに立ち寄れるスーパーが充実しています。

美味しいパン屋がある街は兵庫県

治安の良さはもちろん交通の利便性も高い芦屋

兵庫県は神戸市内だけではなく阪神間の至る所におしゃれなカフェやブーランジェリーが建ち並んでいます。パン文化が浸透している街も多いのが特徴です。

中でも注目なのは「芦屋」(兵庫県)。パン激戦区と知られ、日本に本場のフランスパンを広めたフィリップ・ビゴ氏が開いた「ビゴの店」を筆頭に、ドイツパンの名店「ベッカライビオブロート」など県外にもファンの多い店が集まっています。

運動に適した公園や道がある街が多いのは大阪府

買い物しやすさでも人気を集めている岸辺

第3次「大阪府健康増進計画」が策定されている大阪府。健康増進や健康寿命の延伸などを目的としたさまざまな計画に基づいた公園や道路の整備が進んでいます。

中でも注目なのは「岸辺」(大阪府)。駅北側の吹田操車場跡地で、健康・医療がコンセプトの街づくりが推進中です。2018年にできた健都レールサイド公園には、子ども向け遊具他、地域の医療施設が協力・監修した健康器具やウォーキングコースが整備されています。

山が近くにある街は兵庫県

1000万ドルの夜景といわれる眺めも有名な六甲

兵庫県は南北端が海に面していますが、全域の約80%が山麓丘陵・台地、河川流路に形成される扇状地や河口低地になっています。県内どこに住んでも山が身近にあるのが特徴です。
中でも注目なのは「六甲」(兵庫県)。六甲山の麓に広がる落ち着いた歴史のある住宅地です。六甲山でハイキングはもちろん、展望のいいカフェや牧場など自然の中でリフレッシュできる観光スポットも多いです。


交通の利便性の大阪府、生活の充実が期待できる兵庫県といった結果に。住む街を決める前に情報を確認して、自分にとって本当に住みたい街を探してください。

※関西の人気タウンの地価マップなど、4月17日発売の「マイホームLOVE Walker 関西で家を探す前に知っておきたい28の常識」には街選びに役立つ情報が満載!


取材・文=北条かや 画像=PIXTA

この記事に共感したら

おすすめ読みもの(PR)

プレゼント企画

プレゼント応募

\\ メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く //