副業で得られる収入額は?使える時間は?働く女性270人に「副業」への意識を聞いてみた!

#くらし   
7割を超える人が副業を「やってみたい」「興味がある」

副業を認める企業が5割を超えるなど、最近、副業が注目を集めています。みなさんは、副業に興味がありますか? 自分の能力をいかし、収入が増やせるのはうれしいけれど、副業に割ける時間や体力があるかな、と不安な方もいるのではないでしょうか。働く女性たちは副業についてどう思っているのでしょう? ちょっと気になりますよね。そこでレタスクラブでは、子育て世代の女性が副職をどうとらえているのか、レタスクラブアンケート部の皆さんに聞いてみました。(2023/3/8~2023/3/14実施:回答者927人のうち「女性・20歳~50歳・現在働いている」の270人の回答を抽出)。興味深い結果が満載です!

副業に興味をもつ女性はなんと7割!

まずは、副業をしたいと思っているかどうか、みなさんに聞いてみました。

【副業をしたいと思っていますか?】

副業をしたいと思っていますか?


やってみたい…53票(19.6%)
できたらやってみたい…51票(18.9%)
興味はある…65票(24.1%)
あまり興味がない…32票(11.9%)
やりたくない…34票(12.6%)
やってみたいができない…10票(3.7%)
現在副業をやっている…22票(8.1%)
副業を以前やったことがある…3票(1.1%)


7割を超える人が「やってみたい」「興味がある」「やったことがある」と答えています。働く女性の多くが副業に興味をもっているんですね。
では、副業に使う時間はどの程度を想定しているのでしょうか。副業について「あまり興味がない」「やりたくない」以外を選んだ204人に聞いてみました。

【副業をする場合、副業に使える時間は1週間のうちどのくらいありますか?】

副業をする場合、副業に使える時間は1週間のうちどのくらいありますか?


1時間未満…16票(7.8%)
1時間以上、3時間未満…58票(28.4%)
3時間以上、5時間未満…50票(24.5%)
5時間以上、10時間未満…33票(16.2%)
10時間以上、15時間未満…11票(5.4%)
15時間以上、20時間未満…0票(0.0%)
20時間以上…1票(0.5%)


およそ5割の女性が、「週に1~5時間なら副業に使える」と答えています。ということは、週末に1日2~3時間、あるいは本業の仕事が終わった夜に1日1時間程度なら、副業に使ってもいいと考えているのではないでしょうか。反対に、週に10時間以上ガッツリ副業に使える、という方はそう多くはないようです。

副業で重視したいのはやはり収入。月数万円は稼ぎたい


副業をやってみたいと思っている方、興味がある方は、実際に副業をする際に何を重視して仕事を選びたいと思っているのでしょうか。先ほどと同じ204人に聞いてみます。

【副業する際に重視したいポイントは何ですか?】

副業する際に重視したいポイントは何ですか?


収入…102票(50.0%)
やりがい…32票(15.7%)
生活の充実…20票(9.8%)
スキルの取得…4票(2.0%)


半数の方が「収入」をポイントに挙げました。やはり収入UPは大事ですからね。一方で、「やりがい」や「生活の充実」を挙げた方も少なくありません。副業をただの収入補助ではなく、生活の質を上げるものととらえていることがわかります。
では、みなさんは副業でどのくらいの収入が得られたらいいなと考えているのでしょうか?

【副業でどのくらいの収入(月額)を得たいですか?】

副業でどのくらいの収入(月額)を得たいですか?


1万円未満…6票(2.9%)
1万円以上、3万円未満…55票(27.0%)
3万円以上、5万円未満…64票(31.4%)
5万円以上、7万円未満…18票(8.8%)
7万円以上、10万円未満…8票(3.9%)
10万円以上、13万円未満…8票(3.9%)

副業で得たい収入の希望額は1~5万円が多い

月額1万~5万円くらいが、いちばんのボリュームゾーンのようです。それほど大きな収入は望まないけれど、少しは生活の足しにできたらいいな、と考えていらっしゃるのかもしれません。なかには「月額15万円以上」という方も。

やってみたい副業はじつに多種多彩

副業に興味がある方は、どんな副業をやってみたいと考えているのでしょうか。具体的な声をいくつかご紹介します。


・アクセサリーや小物の製造・販売
・料理などの食品製造
・マッサージ
・データ入力
・イラスト制作
・カフェ店員
・ライティング
・翻訳
・試験監督
・ポスティング
・アンケート調査
・キャリアコンサルタント
・スーパーのレジ打ち
・清掃業

やってみたい副業の職種としては、アクセサリー制作やデータ入力など


具体例ではないけれど、こういう声も多くありました。
・自宅ですき間時間にできること
・スマホでできること
・簡単で資格がなくてもできるもの


アクセサリー作りやイラスト制作など、自宅でできる副業を挙げる人が多い一方、カフェで働きたいとか清掃業など、外で副業をしたい方も少なくありません。翻訳やキャリアコンサルタントなど、専門的な勉強が必要な職種も挙がりました。副業のイメージはじつに幅広いんですね。

こうして見てくると、20~50代の女性は、副業に興味をもっている方が多く、副業に割ける時間は週1~5時間、収入は月額数万円程度を望んでいる、という傾向がわかってきます。さらに、やってみたい副業としては、自分の趣味や能力をいかして、自宅でできるものを考えているようです。あなたはどうでしょう。副業に興味をもっていますか? この機会に、自分の生活をもっと豊かに、輝かせる方法について、考えてみるのもいいかもしれませんね。


文=春日あずさ グラフ=千歳さくら

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