杉浦太陽さん&辻希美さん夫妻の自宅公開!ふたりが考える「子育て」に注目した住みやすい家とは?

#くらし   

ブログやYouTubeなどを通して、自宅や4人の子どもたちとのライフスタイルを発信している杉浦太陽さん&辻希美さん夫妻。お二人が考える「子育て」に注目した住みやすい家とは? 実体験を元に感じた家族にとって住まいと環境について語ってもらいました。

※本記事は8月3日発売の「ウォーカームック 教育環境で選ぶ首都圏で家を買って住みたい街」(角川アスキー総合研究所)の一部を抜粋、再編集したものです。

自宅や4人の子どもたちとのライフスタイルを発信している杉浦太陽さん&辻希美さん夫妻

お住まいの板橋区は辻さんの出身地で、「幼なじみや同級生もみんなこの辺に住んでいる」と話すザ・地元。

辻「2007年に第一子の長女を出産した直後は、都心のマンションに住んでいました。芸能人の方も多く住むようなエリアでまずは子育てを始めてみたんです。でも同世代のママ友のような存在もできにくかったし、人と人とのつながりも深くない地域で孤独を感じてしまって。子育ての環境として自分にここは合っていないと思い、2人目の妊娠をきっかけに地元に引っ越しました」

都心まで空いていれば高速道路で20分ほどで出られることもあって住み心地は抜群のよう。

辻「20分ほどで出られますし、大きな公園や緑もたっぷりあって。子どもたちも窮屈せず、のびのび生活できているように思います」

杉浦「一度住んじゃえば特に不便を感じることもなくて。アクセス面で言うと、僕は地方の仕事も多くて東京駅や羽田空港をよく使うんです。慣れればあっという間で、地方の車社会と同じ感覚です。ショッピングセンターがあるので買い物も便利だし、さらには映画館、GUやユニクロ、スタバもできて。都心よりむしろ利便性は高いのかなと思います」

杉浦太陽さん

辻希美さん


“23区のベッドタウン”と板橋区を表現する杉浦さん。生活費が抑えられ住民同士の横のつながりもあるなど、住環境が整っているのが魅力とのこと。

杉浦「とにかく家賃が安いのが魅力。賃貸だと港区の3分の1くらいじゃないかな。購入するにしても、土地が安いぶん都心より広い家が買える。住宅は一生モノの買い物ですから、ぜひ視野を広げて検討してほしいです。川を1本隔てて隣の県に行くだけでも住民税等が大きく違ったりしますよ」

辻「スーパーに行くとわかるんですけど、都心より物価が本当に安い。野菜もお肉も結構な差があります。子どもが好きなファストフードやファミレスも自転車で行ける範囲に一通り揃っているのもポイントが高いですね」

辻「子育てする環境として近くに公園があるのはすごく重要だなと。この辺には広々とした公園が近くにいくつもあって、小学生になると子どもたちだけで遊びに行くようになる。植物館や図書館などの文化的な施設もキレイで充実していて、植物館の地下にはミニ水族館も。子どもとのお出かけにピッタリです」

杉浦「しかも区の施設なので入館料が安い。そういうスポットはどんどん利用したほうがいいよね」

辻「子どもが多いエリアは習い事の教室も充実していて。ちょっと遠いと送迎のスクールバスが出ていたりして本当に便利です。あと、長く住んでいるとみんなが顔見知りのようになって。町内会のお祭りはもう親戚の集まりみたい。近所の子たちの成長も小さい頃から見ているし、地域全体で子育てをしている感覚。うちの子がどこどこで悪さをしていたなんて情報もすぐに入ります(笑)」

そんな杉浦一家が現在の新居へ引っ越したのは2022年の3月


そんな杉浦一家が現在の新居へ引っ越したのは2022年の3月。巨大バルコニーや防音スタジオも完備した自宅は、公開するやいなや大きな話題を集めました。

辻「前の家はリビング+4部屋だったんです。4人目の子どもが生まれ、それぞれ大きくなるにつれて行動力や体力も増していくので、今よりもっとのびのびできる家で過ごせたらということで引っ越しました」

こだわったのはリビングを2階に作ることだったとのこと。


こだわったのはリビングを2階に作ることだったとのこと。

辻「子どもの個室を全て3階に作り、リビングを通らないと自室に行けない動線にしました。1階よりも2階のほうが日当たりもいいですし、子どもは本能的に明るい場所に集まるんですよね。子ども部屋のサイズも、あえて広すぎないように設定。“(子ども部屋は)居心地がよ過ぎないほうがいい”と聞いてそうしたのですが、確かにずっと自分たちの部屋にいると窮屈に感じるのかリビングに出てきます」

杉浦「前の家は2階がリビングで1階が子どもたちの個室だったんです。そうすると『ただいま』って帰ってきて顔も見せることなく部屋にこもってしまう。帰ってきてるのかどうかも分からなかったりすることもありました」

辻「宿題も基本リビングだし、家の居場所はみんなほとんどそこです。子どもの友達が遊びに来ていることも多くて、家族だけで1日過ごすことはめったにないです」

バルコニーにある野球スペースや天井の巨大ネット、ブランコ、トランポリン…など子どもが思いっきり遊べる遊具が充実した家の作りに。

私たち夫婦が屋外で思いっきり遊んで育ったこともあって、子どもたちにもたくさん体を動せる環境を用意してあげたいなと。


バルコニーにある野球スペースや天井の巨大ネット、ブランコ、トランポリン…など子どもが思いっきり遊べる遊具が充実した家の作りに。

辻「私たち夫婦が屋外で思いっきり遊んで育ったこともあって、子どもたちにもたくさん体を動せる環境を用意してあげたいなと。子どもの“あれに登りたい”とか“水に入りたい”っていう素直な気持ちを最大限かなえてあげたいんですよね。子どもたちが生き生きのびのびしている姿が、親としての幸せにもつながります」

杉浦「それを当たり前だとは思ってほしくないんですけどね(笑)。でも僕ら両親もこうして住環境を整えていくのが純粋に楽しくて。将来、子どもが巣立ったとしても、帰ってきたくなるような心地のよい家をこれからも追求していきたいなと思います」


杉浦太陽(すぎうらたいよう)
1981年3月10日生まれ。岡山生まれ、大阪育ち。2001年「ウルトラマンコスモス」(MBS)で主演。以降ドラマ、バラエティなどで活躍。Eテレ『趣味の園芸 やさいの時間』などにレギュラー出演中。板橋区観光大使を務める

辻 希美(つじのぞみ)
1987年6月17日生まれ、東京都出身。2000年にモーニング娘。の第4期メンバーに選ばれ芸能界デビュー。育児の傍ら、テレビ、イベントに出演するほか、YouTube「辻ちゃんネル」やブログも日々更新している

教育のプロが語る子どもの才能を伸ばす住まい・環境など、8月3日発売の「ウォーカームック 教育環境で選ぶ首都圏で家を買って住みたい街」には街選びに役立つ情報が満載!


【「ウォーカームック 教育環境で選ぶ首都圏で家を買って住みたい街」編集部】

撮影=山田芳朗 取材・文=川倉由起子

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