物価高の今、 だからこそ心がけたい! 家計にも環境にもやさしい冬の節約ポイント3

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物価高がいっそう進む一方、給与はそれほど上がらず、家計は厳しい状態になっています。
今の時期に心がけておきたい節約法を専門家に聞きました。

生活習慣自体を節約体質にしておく
物価の上昇が続き、節約を心がけている人も増えています。しかし最近は一生懸命になりすぎて、「節約疲れ」の声も。
「節約は習慣でできることだから、生活習慣自体を節約体質にしておくと、ストレスなく節約できて、いざというときにも困りません」と、節約アドバイザーの和田由貴さん。
冬の節約ポイントとして、習慣化したい家電の使い方のほか、節約効果が高くなる家電の買い替えやリフォームなどを考えてみましょう。

節約アドバイザー、消費生活アドバイザー 和田由貴さん

和田由貴さん
節約アドバイザー、消費生活アドバイザー。
暮らしや家事の専門家として活躍中。環境問題にも精通している。著書に『即実践!即効果! 節約のプロがおしえる家計防衛術100』(辰巳出版)などがある。

【冬の節約ポイント 01】
家電の使い方を見直す

家電の使い方を見直して節電力をアップしましょう。エアコンを使う前に、窓の内側に厚手で長めのカーテンを掛ける、ウレタンボードを設置するなど、冷気の侵入を防ぐ対策をするのがおすすめです。

サーキュレーターを使えば冬も節電効果がアップ

暖かい空気は上にたまるので、エアコンの風は下向きに

暖かい空気は上にたまるので、エアコンの風は下向きに。サーキュレーターでかくはんすると節電効果がアップ。
加湿器を使うと体感温度が上がり、節電に。

冷蔵庫は設定温度と設置のしかたを見直す

冬は気温が低いので、ものを詰め込まなければ、冷蔵庫の設定温度は中~弱でOK

冬は気温が低いので、ものを詰め込まなければ、冷蔵庫の設定温度は中~弱でOK。
その分、放熱を妨げないように、壁から少し離して設置するなども心がけて。

照明器具はLED電球に替えて、人感センサーでつけっぱなしを防ぐ

照明器具はLED電球に替えて、人感センサーでつけっぱなしを防ぐ

照明器具の電球を順次LED 電球に替えると、徐々に節電効果がアップします。
玄関、トイレ、廊下などは人感センサーつきのものに替えると消し忘れ防止に。

少しの工夫で省エネ効果がアップ!


【冬の節約ポイント 02】
最新の省エネ家電(ヒートポンプ式)に買い替える

ヒートポンプのしくみ

たとえば電気ヒーターは、1の電力に対して1の熱しか出ませんが、最新のヒートポンプ式のエアコンは、1の電力を使うと6~7の熱が出る仕組み。ヒートポンプ式の家電は、実は、省エネ効果が高く電気代がおトクになるのでおすすめです。
さらに、大気熱という再生可能エネルギーを使っているので、CO2削減効果も大。時期や条件が合えば、国や自治体で実施している補助金やポイント制度なども活用できます。

大気の熱を利用しているから、地球にやさしい

[ヒートポンプ式の家電の例]
●エアコン
●全自動洗濯乾燥機
●冷蔵庫
●給湯器(エコキュート)など

[ヒートポンプ式のメリット]
●省エネ効果が高く、(ボイラーなどに比べ)電気代がおトクになる
●再生可能エネルギーなので、CO2削減になる
●補助金やポイント制度を活用できる場合も

【冬の節約ポイント 03】
節電効果を高めるリフォームをする

リフォームで節電効果を高める

窓は外の熱の影響を受けやすく、中の熱が出ていきやすい場所です。
窓を二重サッシや複層ガラスに替える、内窓を取り付けるなどのリフォームは効果的です。
給湯器はヒートポンプ式などの省エネ性能がいいものを選ぶと節電効果が高くなります。

断熱性を高めるリフォームがおすすめ


まだまだある節約ポイント!
●家族分の通信費の見直し
選択肢は増加。きちんと調べて家族分を見直すと大幅にダウン。

●食品ロスを減らす
在庫管理と使い切りや食べ切りを徹底すれば、食費削減に。

●安いものを買うときも吟味する
ファストファッションや100円グッズでも吟味してから買う。

もっと知りたい! 電気の話

「ヒートポンプ」は、カーボンニュートラルとエネルギー自給率の向上に役立つ

家庭の空調や給湯器をヒートポンプ式に替えると、CO2排出量が約半分に。その際、再生可能エネルギーである大気熱を利用しているので、エネルギー自給率のアップにも貢献。

「ヒートポンプ」は、カーボンニュートラルとエネルギー自給率の向上に役立つ

※2020年度 一般財団法人 ヒートポンプ・蓄熱センター試算。

エネルギーの安定供給と脱炭素の両立を目指す

再生可能エネルギーの割合を増やし、安全性を前提とした原子力発電を最大限に活用しつつ、火力発電の高効率化も進めることで、エネルギーの安定供給と脱炭素の両立を目指しています。

エネルギーの安定供給と脱炭素の両立を目指す

出典:経済産業省資源エネルギー庁「総合エネルギー統計」の2021年確報値、2030 年度におけるエネルギー需給の見通しを踏まえた電源構成は、資源エネルギー庁のHPより。
※再生可能エネルギー:水力、太陽光、風力、バイオマス、地熱。四捨五入の関係で、合計が100%にならない場合がある。

撮影/原田圭介 イラスト/木波本陽子 編集協力/生島典子 デザイン/hooop
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Information

お問い合わせ:電気事業連合会 
03-5221-1440(月~金曜 9時~17時40分 年末年始〈12月29日~1月3日〉、祝日は除く)

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