まずは神様に自己紹介。初詣で願いを届ける参拝の作法【年末年始のマナー】

参拝の際、いきなりお願いごとを言うのはタブーです。
また、心の中で住所と名前を神様に告げて、自分の所在を明らかにするのも大切です。
名乗ってから、「昨年はありがとうございました」「無事に新年を迎えられました」などと、感謝を捧げましょう。
「お願い事をする際もあまり欲張らず、心を込めて一つだけお願いしましょう。その際も「○○を叶えてください」ではなく、「○○が叶うよう、お力をお貸しください」というように丁寧にお願いすること。そして、願い事が叶った時はお礼参りをして、神様とのご縁をつなげていけるといいでしょう」(岩下先生)
<参拝の作法>
・拝殿の前で軽く一礼する
・鈴を鳴らし、静かに賽銭を納める
・深く2回、頭を下げる
・両手を合わせ拍手を2回打つ
・両手を合わせて祈念する
・深く一礼し、後ずさりして拝殿から退く
参拝の際も真ん中に立つのは避けるようにしましょう。
また、神社によって作法が違う場合もあるので、その神社の作法に従ってください。
参拝は、初詣はもちろん、厄除けのご祈祷や七五三参りなど折に触れて必要になるもの。正しい作法を身につけて、神様にしっかり願いを届けましょう。

教えてくれたのは
岩下宣子先生
「現代礼法研究所」主宰。NPOマナー教育サポート協会理事・相談役。30歳からマナーの勉強を始め、全日本作法会の故・内田宗輝氏、小笠原流・故小笠原清信氏のもとでマナーや作法を学ぶ。現在はマナーデザイナーとして、企業、学校、公共団体などで指導や研修、講演会を行う。『日本人なら知っておきたいしきたり大全』(講談社)、『40歳までに知らないと恥をかく できる大人のマナー260』(中経の文庫)など著書多数。近著に『相手のことを思いやるちょっとした心くばり』(三笠書房)。
文=さいとうあずみ
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