【人気整理収納アドバイザーが実践】「五徳は壁で待機させる」でコンロ掃除のストレスが激減!
SNSやイベント、また雑誌『レタスクラブ』の連載などで活躍中の人気整理収納アドバイザーのひでまるさん。47㎡、1LDKのマンションに2人暮らし。限られた空間でもゆったりくつろげて、快適に暮らすため、空中を収納スペースにする=ものを浮かせる名人でもあり、そのユニークなテクニックがたびたび話題に。そんなひでまるさんが、やってよかった〜、と痛感しているのが、キッチンのコンロ掃除をぐっと楽にする“五徳の浮かせ収納”だといいます。ではさっそく、そのテクニックを拝見!
「使わない五徳は壁で待機!」させれば、コンロの油汚れは溜まらない!
もともとはものが多くて片づけも掃除も苦手。キッチンの油ギトギトは見るのも嫌で掃除を避けていました…とひでまるさん。その話、本当?と耳を疑ってしまうほど、おじゃましたお宅のキッチンは、それはそれはピッカピカでした!
「 “面倒くさそう”という気持ちが最初に出てくると、掃除をする前から腰が重たくなっちゃうんです。だったら、“面倒くさそう”と感じない仕組みづくりをすればいいんじゃないな?という考えから思いついたのが、“五徳を壁で待機”させるアイディアでした。そう思いついてから100円ショップに行き、五徳をかけやすいフックを探して回りました。そのときにSeriaで発見したのが『ピタッコ透明粘着フック 小 3個入 』(¥110)だったんです」
※掲載商品は取材時点のものであり、現在取扱いしていない場合があります。
透明で目立たず、粘着力のあるフックは、掛けた五徳が浮いて見える!
さっそくキッチンのタイル壁に粘着シートのついたフックをペタリ!
「透明なので、壁に貼っても目立たないところが気に入りました。水に濡れてもOKな素材というところもポイント。さらに1つのフックにつき耐荷重500gという点も、五徳を掛けるには十分でした!」
貼ってから24時間経過するまではものを掛けてはいけないとのことで、翌日まで待ってから実際に使用を開始!
「壁の材質などにもよると思うので確認は必要ですが、わが家の場合はこのフックを取り付けてから約2年、しっかり壁に密着して五徳をしっかりキープ。いままで特に不具合はなく、コンロを使い終えたらぱっと五徳を壁に戻すのが、すっかり習慣になりました」
「五徳がのったままのコンロを掃除する」って、やっぱり気が重い…
「『五徳を片手で外して、もう一方の手で拭く』。この“両手を使う”というだけで、
なんだかすごく“掃除してる感”が出るんですよねぇ。なので、私の場合は調理をするときだけ、五徳をコンロ台にセットする。それ以外のときは、常に壁に浮かせて待機させることにしています。こうしておけば、スマホを操作しながらでも、もう片方の手でウェットシートを取り出して、さっと拭くことができます。冷蔵庫に飲み物をとりにきたついでに、電気ケトルでお湯を沸かすついでに。いろんな“ついで”にさっとひと拭きしていれば、油がギトギトに溜まることはないんだ!専用クリーナーを使ってゴシゴシする必要はないんだ!と実感できて、掃除に対する心構えがすっと軽くなりました!
ぜひ、コンロを使わないときは「五徳を壁で待機」させる浮かせ収納、気になったらお試しください!
ひでまる(安藤秀通)
インテリア&整理収納をサポートするルームスタイリストとして、多くの個人宅をすてきに改善して話題に。『レタスクラブ』2024年3月号から連載「ものをとことん浮かせば家はキレイになる!」がスタート。著書に『47m2、2人暮らし 大好きだけが並ぶ部屋作り』(小学館)。
撮影/木村文平 取材・文/田中理恵
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