暮らしやすさを考えてリフォームしてみませんか?
リフォームやDIYをすることで、暮らしやすくなり、気分も変わります。天井まわりのリフォームをするなら、複数の照明を設置できるライティングレールの取り付けがおすすめです。「1室1灯でなく、さまざまな角度から光を当てることができます」と、能登屋さん。
また、「二重窓へのリフォームは、省エネのほか、結露が発生しにくい、外からの音が軽減されるなど、思わぬ効果がありました」とも語ります。
この春、あなたもできることから始めてみませんか?
コツ1:ハンギングバーで、実用性もインテリア性もアップ!
ハンギングバーは、設置する場所しだいで幅広い用途に使えます。洗濯物を部屋干しするなどの実用的な使い方から、カゴや小物を飾って雰囲気を出すなど、インテリア性の高い使い方までできます。
殺風景だった窓上に植物をつるすハンギングバーを設置したら、動きが出て部屋のアクセントに。
玄関にハンギングバーを取り付けて、コートや上着掛けに。動線上にあるので、便利に使える。
コツ2:二重窓にして断熱性を高め、ブラインド+カーテンでニュアンスをプラス
古いマンションのため、窓を二重窓にして断熱性をアップ。もともと設置していたブラインドに、ふんわりした薄手のカーテンを加えてインテリアにニュアンスが出るように工夫しています。
天井近くにカーテンレールを設置してカーテンを掛けると、縦に目線がいき、天井が高く見える効果がある。
寝室とリビングの間には間仕切りカーテンを取り付けた。突っ張り棒に布をつるすだけで完成。
コツ3:場所によって、固定棚と可動棚を選択する
リフォーム時に、収納するもののサイズが決まっている場合は、固定棚にしたほうがコストが抑えられます。何を収納するのかそのときどきで変化する場所は、可動棚にしておくと、そのつど調整できます。
キッチンに置きたいものの量とサイズは決まっていたので、棚もハンギングバーも固定で設置。
クローゼットの中の棚板とポールは、可動式。中に収納したいものによって調整可能。
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リフォームというと大がかりなものばかりを想像しがちですが、手軽に取り入れられるアイデアもたくさん。ちょとした工夫で暮らしがどんどん快適になっていくのは楽しいものです。
みなさんもぜひチャレンジを!
編集協力/生島典子
文/さいとうあずみ