魚住りえさんがアドバイス!「大勢の前で話すと注目してもらえない」悩み
「いつもより少し高めの声でテンポよく話しましょう」と魚住りえさん

毎回寄せられるお悩みを“話し方”の観点からアナウンサーの魚住りえさんが具体的なレッスンとともにアドバイス! 他人を引きつけ、愛される会話術。さて、今回のお悩みは……

【お悩み】「話がうまいね、といわれます。でも、大勢の前で話すと、まるで注目してもらえません」

【魚住さんアンサー】「いつもより少し高めの声でテンポよく話しましょう。人を引きつけ、注目を集めます」

●話す相手や状況に応じて声の高さや口調を変えてみて

新生活が始まる春。子どもの学校行事や保護者会、会社なら入社先・異動先など、大勢の前で話すことも増えるのではないでしょうか。今回は「スピーチ」の際の口調をテーマにしてみましょう。

話すことは「口からエネルギーを放出して、人に届けること」。声は一定の大きさにするのではなく、状況によって調整することが大切です。大勢の前で話すとき、私はいつもより高い声で、スピードも速めてスピーチを開始します。高音や、テンションが高めの口調は若々しくてエネルギッシュな印象。周囲が一気に注目し、興味を持ってもらえます。テンポは速いほど、エネルギーを感じさせ、聞き手のテンションも高める効果があります。

でも、ずっとその調子で話していると、聴衆は圧倒され過ぎて、イライラしてきてしまいます。最初は高い声で始め、途中は低く落ち着いた声で話し、最後は高く、ハイテンションの話し方で締めくくるとうまくいきますよ!

高い声でもゆっくり話すと母性的でやさしい印象になり、包んでくれるような安心感を与えます。低くて速い口調は聞き取りやすく、電話やビジネスシーン向き。信頼感を与える話し方です。低くてゆっくりした口調は父性的で、悩み事の相談を受ける場合に向いています。

TPOに合わせた話し方、ぜひ覚えたいですね!

【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】