「ふるさと納税」の仕組みと注意すべきポイントとは?/お金の不安がなくなる資産形成1年生(6)

#くらし 
ふるさと納税とは

『お金の不安がなくなる資産形成1年生』6回【全7回】


「資産形成が大事とは分かっているけど、何をしたら良いか分からない……」こんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか?

貯金や投資など、資産形成にはさまざまな方法がありますが、知識をもっているかどうかで、効率が大きく変わってしまうようです。元銀行員でファイナンシャルプランナーの小林亮平さんは、「お金について困ることがないよう、その仕組みを最低限知っておく必要があります」と話します。まずはポイントやふるさと納税を活用といった、誰でも始められる方法で気軽に資産形成を始めてみませんか?
「お金は銀行に預けっぱなし…」という人も、「そもそも貯金がない!」という人も、この先の生活を見すえるきっかけになります。

小林亮平著『これだけやれば大丈夫! お金の不安がなくなる資産形成1年生』(KADOKAWA)から、「『ふるさと納税』の仕組みと注意すべきポイントとは?」のパートをお送りします。

※本作品は小林亮平著の書籍『これだけやれば大丈夫! お金の不安がなくなる資産形成1年生』から一部抜粋・編集しました

ふるさと納税ってなに?

ペンタごん

そもそもふるさと納税って何なのさ?

小林亮平さん

ふるさと納税は、地方自治体(市区町村など)に寄付をする制度だと思ってね。
都会に集中する税金を地方に還元するために始まった制度で、自分が生まれ育った地域や応援したい地方の自治体などに寄付ができるんだ。
ふるさと納税は1月1日から12月31日までの年単位で利用できて、寄付額から2,000円を差し引いた金額が、所得税や住民税から控除されるよ。
その上で、寄付した自治体からお礼として、返礼品と呼ばれる、地域の特産品などが送られてくるからお得と言われるんだ。

ペンタごん

ほほう、つまりふるさと納税をすれば税金が安くなるし、特産品ももらえるってことなのか!

小林亮平さん

いや、ふるさと納税によって税金が安くなるわけではないよ。
よく誤解されるけど、ふるさと納税は、寄付という形で納めたお金から2,000 円を差し引いた金額が、今後支払う税金から控除される制度なので、いわば税金を前払いしているイメージを持つのがいいね。
つまり、税金の前払いとして寄付はするけれど、実質的に2,000 円の負担で、地方の色んな特産品などがもらえる制度だと思っておくといいよ。

ペンタごん

な~んだ。そうしたら、ふるさと納税で寄付をすると、どんなものがもらえるのか気になるな。

小林亮平さん

返礼品は豊富に用意されていて、人気どころだとお米やお肉、お魚、野菜、果物、ペンタごんの大好きなビールだってあるよ。
さらには家具や旅行の宿泊券、家電やおもちゃなど、数万種類を超える豊富なラインナップの中から選ぶことができるんだ。

ペンタごん

どひゃ~、返礼品ってそんなに色々とあるのか! たとえば1万円の寄付をして、返礼品にお米を選ぶとしたら、寄付先の自治体からどれくらいの量が送られてくるのかな?

小林亮平さん

寄付額に対する返礼品の市場価格の割合(還元率)は現状、3割以下と決まっているよ。
たとえば、1万円の寄付をした際は、だいたい3,000円相当の返礼品がもらえるから、お米だと10kg程度だね。
2 万円の寄付をした際は6,000円相当、3万円の寄付をした際は9,000円相当の返礼品がもらえるよ。

ペンタごん

そ、それならたくさん寄付した方がお得になるってことだよね!?

小林亮平さん

そうだね。年間の寄付の合計額に対して、実質負担は2,000 円で済むから、多く寄付をするほどお得になるよ。
ただし、寄付によって税金から控除できる上限額は、収入や家族構成などによって決まっているから気を付けてね。
ちなみに寄付額が控除上限額に達しても、ふるさと納税は年単位で利用できるから、来年になるとまた新たに寄付が可能だよ。

ペンタごん

来年になるとまた寄付が可能だって!?
そりゃすごいや!

小林亮平さん

つまり、ふるさと納税は仕組みを一度理解すれば、今後ずっとお得に使い続けられる制度だから、知らないと損とも言えるほどおすすめなんだ。

ペンタごん

僕の大好きなビールも、ずっともらい続けることができるのか……。(ヨダレ)
ふるさと納税を使えば食費を抑えられて節約にも繋がりそうだね、いっちょやってみるぞ~!

ふるさと納税とは


ふるさと納税の大まかな仕組みを知ろう

※ふるさと納税における返礼品は現状、地場産品のみに限られ、還元率は寄付額の3割以下となっている

Point
●ふるさと納税は、地方の自治体に寄付をする制度で、1月1日から12月31日までの年単位で利用できて、寄付額から2,000円を差し引いた金額が所得税や住民税から控除される。
●実質負担2,000円で、寄付先の自治体から、返礼品と呼ばれる地方の特産品などがもらえるため、お得な制度と言える。

著=小林亮平/『これだけやれば大丈夫! お金の不安がなくなる資産形成1年生』(KADOKAWA)

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