子どもでもわかる収納=ラクできる収納! 片付けのハードルを下げる方法/部屋がずっとキレイな収納のきほん(6)

#くらし   
ラクできる収納

『そうじ嫌いでも部屋がずっとキレイな収納のきほん MakeLife+ゆとり時間~楽家事収納@北欧モダンなおうち~』6回【全10回】


「使う場所にしまう」を徹底したら、部屋が散らからなくなる!?

「お片づけ力は一生もの。人生の無駄な時間がなくなります」と語るのは、そうじ嫌いだったという整理収納アドバイザーの著者・今井知加さん。彼女が編み出したのは、そうじ時間を最短にするための整理収納術です。

ものを探す時間や、そうじのたびに家具を動かす手間、散らかった部屋へのイライラはすべて「無駄」。その無駄がキレイに消え、人生の時間が増える簡単テクを公開しているのが『そうじ嫌いでも部屋がずっとキレイな収納のきほん MakeLife+ゆとり時間~楽家事収納@北欧モダンなおうち~』。本書から、片づけたいのに片づけられない人や収納が苦手な人、そしてそうじが嫌いな人に、今度こそキレイな部屋になる、そして気持ちのいい部屋がずっと続く方法をご紹介します。

※本記事は今井知加著の書籍『そうじ嫌いでも部屋がずっとキレイな収納のきほん MakeLife+ゆとり時間~楽家事収納@北欧モダンなおうち~』から一部抜粋・編集しました

「子供でもわかる収納」=「ラクできる収納」

子どもに片づけを促す声がけは、「元に戻して~」がお約束。出したものを片づけると思うと負担ですが、元に戻すだけだと思えば気持ち的にちょっとラクになるからです。これは、大人も同じ。片づけが不得意な方は、片づけの概念を見直すだけで苦手意識を変えることができます。

収納方法も、子どもでもわかる収納を取り入れることで、片づけのハードルを下げることができます。元に戻しやすいようにラベリングをしたり、しまう手順のアクション数を減らすために「引き出す」「かける」収納にしたり、仕分けする際、細かい分類は避けたり。そうやって、片づけやすい「環境」を作ってしまえば、行動が習慣化するのも時間の問題です。

「準備8割、行動(本番)2割」といいますが、片づけられる準備(=環境)をいかに整えるかで、家事ラクかどうかが決まるのです。

片づけのハードルを下げる5ポイント

・棚×ボックスで引き出すだけにする
・ざっくりとした分類にする
・引き出し、ボックスごと移動する
・手を突っ込むだけでいい、半オープン棚を取り入れる
・何が入っているかひと目でわかるようにラベリング

片づけやすい「環境」を作ってしまえば


自分のものは自己管理がお約束

「各々のスペースは、たとえ家族であってもみだりにいじってはいけない」。これはわが家のルールです。玄関には、家族4人分の外出用の持ち物をまとめたお出かけボックスが4つ置いてあるのですが、そこの管理を筆頭に、本やおもちゃ、靴、洋服など、自分のものはすべて自己管理させています。

そうすることで、自分のもの、自分の置き場所と認識し、片づけの意識が生まれるというわけです。収納の仕方に関しても、それぞれやりやすい方法があるので、洋服ならたたむことから基本はお任せです。

ものに対する責任感を持ってもらうためには、管理だけではなく、整理に関しても各々が判断します。「使う」「使わない」を判断し、「残す」「手放す」を決めるのは、「持ち主」。他人が勝手にジャッジしてはいけません。大人からすればガラクタに見えるものでも、子どもにとっては宝物ということもありますし、たとえ夫婦であっても、ものに対する思い入れは違うからです。

ただ、待っていてはいつまでたっても整理できないので、「これはいるかな~?」「最近いつ遊んだかな?」と声がけしたり、一緒に「全部出し」をして客観的な視点を与えてあげたりと、考えるきっかけ作りをすることは必要です。

著=今井知加/『そうじ嫌いでも部屋がずっとキレイな収納のきほん MakeLife+ゆとり時間~楽家事収納@北欧モダンなおうち~』(KADOKAWA)

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