ここが私の居場所だから…親友を失っても私が守るべきは今の仲良しグループ/あのころの自分への呪いにさよなら(9)
親友マキの「ユイはあのグループに合ってないよ」という指摘に、「楽しそうだから、妬んでるんでしょ」とつい言い返してしまったユイ。自分の存在を否定されたことが許せず、心にもないことを口走ってしまいます。
「今のこの生活は親友と疎遠になってまで大切にする価値のあるものなのかな」と、悩み続けることになってしまうユイなのでした。
大人になってからも過去の記憶に囚われ、我慢と諦めを繰り返す日々を送るユイ。多感な時期の子どもが安心して過ごせる環境の大切さを、改めて考えさせられます。
著=もつお/『あの頃世界のすべてだった学校と自分への呪いにさよならするまで』(KADOKAWA)
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