女の悩みにズバリ回答!「“ブス”といわれた過去。どうしたら前向きになれる?」

#くらし   

女の人生にさまざまな悩みはつきもの。でも、それを一人で抱えていたらつらいばかりです。ときには誰かに相談してみませんか。今回は、相談者と同じような経験をもつ、エッセイストの高山真さんが愛あるアドバイスをくれました!

【お悩み】

中学2年生のとき、周りから「ブス、ブス」といわれ登校拒否になりました。高校には合格したけれど、入学式当日に学校に行くのが怖くなり、引きこもりに。このままじゃだめだと通信制高校に入り直し、友達ゼロ、彼氏もできないまま、昨年卒業しました。将来を真面目に考えなければいけないけれど、「自分には明るい未来なんてあるのか?」と不安です。もともとポジティブではないですが、自分らしく笑顔でがんばりたいです。どうしたら少しでも前向きになれますか。(宮城県 まりりん 20歳)

【高山さんの回答】

小中学校で「オカマ、オカマ」といじめられた私が断言するわ。本当によくがんばってきたわね。「自分らしくがんばりたい」なんて、とっくにクリアずみよ!「ありのままの自分を好きになるのが大事」と、よくいわれます。それは確かに真実です。ただ、人生の早い段階で他者(クラスメートとか親とか)から大きな傷を受けた人にとっては、それは本当に難しいこと。私もそうだった。だからこそ、先輩として、私からかけたいことばがあります。

いじめから逃げたこと。自分を奮い立たせて通信制の高校を卒業したこと。あなたがやってきたことは全部、正しいの。あなたは自分が思う以上に、しっかりしたすてきな子です。あなたにとって、最も身近な他人は「あなた自身」です。そんなあなた自身のいいところを、もっと認めてあげてね。自分のいいところをたくさん探せるようになれれば、次に進む世界ですてきな人に出会ったとき、その人のいいところを探せる人にきっとなれます。人生で、ほんの数人でもいい、そんな人に出会える喜び ……。それを感じたくて、私代半ばまできました。お互い、人生はこれからよ!

【東京ウォーカー/記事提供=レタスクラブ】

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Information

回答者:高山 真さん
たかやままこと/エッセイスト。鋭くも温かい目線で、文芸誌から女性誌まで幅広く執筆する“知的ゲイ”。最新刊『恋愛がらみ。』(小学館)も好評発売中。

イラスト(高山さん似顔絵)=伊藤和人

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