【YouTuber・食事処さくらの魔法のコツ】主菜に負けない満足感。味わい深い「ミネストローネ」

#食   
主菜に負けない満足感「ミネストローネ」

『ごはん作りが最短で上達する 魔法のコツレシピ』 10回【全10回】


「いつものごはんがひと手間で美味しくなる」をテーマにレシピ動画を発信し続ける、料理系YouTuberの食事処さくらさん。ていねいかつ優しすぎる説明で登録者30万人超えの彼が提案するのは、いつもと同じ材料なのに、ほんのひと手間でお家の味を格上げできる「魔法のコツ」!

誰でも真似ができる再現性の高い構成で、美味しさへの最短近道になる、目からウロコのテクニックの数々。いつまでたってもイマイチだった家の味が、ついにキマるかも!?

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主菜に負けない満足感
ミネストローネ

赤ワインとトマト缶を煮詰めて味に深みを出す!

◆材料 2人分

キャベツ 1/8個→2cm四方に切る
玉ねぎ 1/2個→1.5cm角に切る
にんじん 大1/4本→1cm角に切る
しめじ 1パック→1cm大に切る
ベーコン(かたまり) 80g→1cm角に切る
マカロニ(サラダ用) 40g
赤ワイン 100ml
トマト缶(ホール) 1缶→手でつぶす
塩 一つまみ+小さじ1
A
・水 600ml
・洋風スープの素(顆粒・コンソメ)、砂糖、しょうゆ 各小さじ2
油 小さじ2+小さじ1

◆作り方

1 具を炒める
火加減:中火
フライパンに油小さじ2とベーコンを入れて中火にかけ、こんがり焼き色がつくまで炒める。野菜を加えて塩一つまみを振り、ときどき混ぜながら野菜がしんなりするまで炒める。

2 煮詰める
火加減:中火
赤ワインとトマト缶を加えて煮詰める。へらを動かすと、跡が残るくらいに水分が減った状態が目安。

【魔法のコツ】
赤ワインとトマト缶は煮詰めるとうま味が凝縮し、味に深みが出ます。トマト缶(400g)の空き缶はAの水600mlの計量に使えます(1.5杯分)。缶に残ったトマトもムダなく使い切れます。

赤ワインとトマト缶は煮詰めるとうま味が凝縮し、味に深みが出ます


3 水を加えて煮る
火加減:中火→ごく弱火→止める
Aを加えて混ぜながら温める。煮立ったらごく弱火にし、ふたをして20分煮る。火を止めてそのまま10分おく。
・煮込んだ後に10分ほど休ませると、温度が下がる際に味がなじみ、ぐんとおいしさがアップ。

4 マカロニをゆでる
火加減:中火→止める
鍋に600mlの湯を沸かして塩小さじ1を加え、マカロニを袋の表示時間よりも1分短くゆでる。ざるに上げて湯をきり、油小さじ1をからめる。
・油をからめるとのびにくく、くっつき防止にもなる。

5 マカロニを加える
火加減:中火→止める
3を中火にかけて温め、4を加える。味見をして濃ければ水を足し、薄ければ塩と砂糖(各分量外)でととのえる。器に盛り、好みでパンを添える。

残り野菜の消費に便利なスープです。いも類、セロリ、れんこん、ズッキーニなどお好みで。マカロニはミックスビーンズに替えても構いません(加えるタイミングはマカロニと同じ)。

レシピを参考にするときは

・電子レンジは600Wを基準に加熱時間を出しています。お使いの機種の出力によって時間を調節してください。
・油は特に表記がない場合、植物油を表します。
・常備菜やドレッシングの保存期間は、清潔な箸やスプーンを使って冷蔵庫で保存した場合の目安です。
・野菜類は、特に記載がない場合、洗う、皮をむくなど、魚は鱗や骨が残ってないかを確認するなどの作業を済ませてからの手順を説明しています。
・めんつゆは4倍濃縮のものを使っています。お使いのめんつゆが2倍濃縮なら2倍、3倍濃縮なら1.5倍に量を増やしてください。

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「やっぱり家のごはんが一番」と言われたい人、必見のレシピです。ぜひお試しを!

※本記事は食事処さくら著の書籍『ごはん作りが最短で上達する 魔法のコツレシピ』から一部抜粋・編集しました

作=食事処さくら

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