財布をなくされたと怒り狂う母。幼い娘は一人で交番へ/毒親に育てられました(4)

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交番に行ってきなさい

『毒親に育てられました 母から逃げて自分を取り戻すまで』4話【全7話】


暴力や暴言、過干渉などで自分の思い取りに子どもを支配する親や、自分の都合を優先させるために育児放棄をする親。そんな「毒親」が、もし自分の親だったら――。

つつみさんは2歳の頃に両親が離婚。母娘2人で暮らすことになった彼女を待ち受けていたのは、暴言、体罰、ネグレクト…。大人になってからも「あんたなんか産まなきゃ良かった!」と耐えがたい言葉を浴びせられ、母の呪縛に苦しんでいたそうです。過去のトラウマを克服できずにいたつつみさんが出会ったのが「日記療法」でした。過去の体験をつづることで、これまで苦しんでいた呪縛から解き放たれ「毒母」との絶縁にも成功。いまでは穏やかな日々を送っているそうです。

それではつつみさんが「母」というトラウマから脱するために描いたという、毒親と過ごした幼少期のエピソードをお送りします。
毒親に苦しむ子どもの存在を知ることで、改めて自分の親子関係を見つめ直すきっかけになります。

※本記事はつつみ著の書籍『毒親に育てられました 母から逃げて自分を取り戻すまで』から一部抜粋・編集しました。


いつものようにコンビニで買ったお昼のお弁当を食べていると、母親が「財布がない」と怒り出します。「あんたがなくした」と決めつけられ、つつみさんは大急ぎでコンビニへ向かいます…。

コンビニで探し回るも見つからず

お母さんは今どこにいるのかな?


次ページ:あんたが早く気付かなかったせいで(2/2)

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