好きな仕事も子育てもあきらめない! 2児子育て中の私が在宅ライターになった理由

#育児・子育て   

子育てをしながら仕事をもつのは大変なこと。仕事は続けていきたいけど、もう少し子どもとの時間を大切にできるような働き方ってないかな…。出産をきっかけにいったん仕事を離れたものの、子育てが落ち着いてきたからもう一回働いてみようかな。そんなふうに考えている人も多いのではないでしょうか。
そんな人におすすめしたいのが、Webサイトに掲載する記事や説明文、Web広告などの文章を書く「Webライター」という仕事。

今回ご紹介するライターさんはライター歴1年の山上由利子さん。第二子が1歳になったころに在宅でライターを始め、現在は幼稚園生と2歳のお子さんを育てながら仕事をしています。

子育て中でもライターになれた!

子育て中でもライターになれた!ライターという働き方に感謝

はじめまして! ライターの山上と申します。在宅でフリーのライターになったのはつい1年前。新米です。

活字が好きで出版業界に興味のあった私は、大学卒業後に出版社に入社し、結婚を機に転職した企業ではフリーペーパーの編集に携わっていました。

かつてはフリーペーパーの編集に携わっていました

一人目の子どもを出産し、育休を経て職場復帰したのが2019年4月。約1年間は保育園にお世話になりながら会社員を続けましたが、2020年春に勤務していた会社の業績が急降下しました。原因は、コロナウイルスの流行です。瀕死の状態になった元勤務先は、従業員の約半数をリストラ。あえなく私もその対象となったのでした…。

と、ここまで書くとなんだか悲壮感にあふれていますが、実は会社をリストラされた同時期に二人目の子どもがお腹に宿ってくれていました。そのため「これはゆっくり子どもと向き合いなさい、というメッセージなのかも⁉」と、意外と前向きに専業主婦生活を始めることができたのです。

ありがたいことに第ニ子は元気に生まれ、無事に1歳になりました。
でも私の中には、ある思いがムクムクと大きくなっていきました。

 子育て中に湧き上がってきた「働きたい…」という思い

「働きたい…」

もともと私は、育児と仕事の両立を望んでいました。残念ながら会社員としての生活は続けられませんでしたが、やっぱり、できることなら働いて社会とつながっていたい。お金に困っているわけではないけれど、労働の対価としてお金がいただけることの尊さをもう一度感じたかったのです。

そんなときにフリーのライターを開始しました。

上の子の幼稚園バスを見送ってから、下の子を家でみながら働くことにしたのですが、1歳になったばかりの子が「母親は仕事があるから大人しく一人で遊んでいよう」なんて忖度してくれるはずがありません。

主に仕事をしていたのは、下の子がお昼寝しているときや、夜、子どもたちを寝かしつけた後

そのため主に仕事をしていたのは、下の子がお昼寝しているときや、夜、子どもたちを寝かしつけた後です。パソコンで仕事をする私のひざの上に乗ったまま昼寝するわが子を、かかえながら書いた記事の数々…。肩と腰は痛くなりましたが、久しぶりに自分の仕事を必要としていただけている事実が、うれしくてたまりませんでした。

駆け出しライターは学ぶことがたくさん

出版業界にいたとはいえ、Webライティングは初めての経験なので、ほかの先輩ライターさんの記事をたくさん読んで勉強中です。
さしあたって、私が仕事をするうえで大切にしていることは、文章の冒頭でいかに興味を持ってもらうかと、本題に入るタイミングを間違わないこと。

 駆け出しライターは学ぶことがたくさん

Web記事は、さわりの部分でおもしろそうと思われなかったら、どんなに有意義な内容であっても読み進んでもらえないと思うからです。

記事を説明するための写真を撮影することもありますが、こちらは目下特訓中。
たとえば料理の写真なら、自然光で撮影したほうがいいのか、撮影用ライトを使ったほうがいいのか。ライトの角度を変えてみたり、食材がきれいに見える器はどれかを熟考したり、試行錯誤しています。

 記事を説明するための写真を撮影することも

先輩ライターさんと自分との差を感じて落ち込むこともありますが、それも向上心のあらわれ! 自分の技術を高めるための糧にしていきたいと思っています。

また、これは言わずもがなですが、〆切のあるお仕事の場合は、それを厳守すること。原稿を発注する立場にいたこともあるので、〆切を守ってくれないとその後の工程にどんな悪影響が出るのかは、身に染みて知っているからです。

好きなことだから、子育て中でも頑張れる!

社会人になってから、紙媒体・Webいずれかのメディアに関係したお仕事をしています。自分の好きなことを仕事にできることがどんなに恵まれたことなのか、分かる程度には大人になりました。子育て中のいまの私にそれができるのも、在宅ライターという働き方のおかげです。

子どもを保育園に預けて働くことも経験していましたから、子どもがすぐ熱を出すこと、その場合は会社を休まざるをえないこと、日々の通園準備と送迎に時間と体力が必要なことは分かっていました。勤務場所が自宅なら、その負担を少なくできるんですよね。

この4月からは、上の子が幼稚園の年長に、下の子が保育園に入ることになりました!

 好きなことだから、子育て中でも頑張れる!

これまでよりは仕事につかえる時間が増え、子どもを抱きかかえながら原稿を書くこともなくなるでしょう。新しい生活スタイルに慣れるまで時間はかかるかもしれませんが、あれこれ試しながら、いただいたお仕事にじっくり取り組んでいくつもりです。
* * *

山上由利子さんからのメッセージ、いかがでしたでしょうか?
在宅で、自分のライフスタイルを変えることなく収入を得ることができる「Webライター」という仕事。子育てや家事と仕事を無理なく続けられる、今の時代にあった働き方ですね。

文=レタスクラブ編集部、山上由利子

この記事に共感したら

山上由利子

山上由利子

4歳娘と1歳息子の体力に負けそうな40代母です。子供たちを寝かしつ… もっと見る

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

LINEお友だち追加バナー

おすすめ読みもの(PR)

プレゼント企画

プレゼント応募

\\ メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く //