アイテムごとに工夫しよう! 室内干しでも洗濯物を早く乾かすプロ技
少しでも早く乾かしたい、ジメジメしたこの時期の洗濯物。でも、室内干しだとなかなか乾かなくて……。そこで、「室内干しのポイント」と「アイテム別早く乾く干し方」を洗濯王子こと中村祐一さんに伺いました!
【室内干しの心得】
室内干しでは、洗濯物が乾いた風に触れる面積を増やすように意識して。干すものどうしの間隔をあけます。複数のアイテムを干すときは、外側に長いもの、内側に短いものを干して。
【シャツは乾きづらい衿を立てて】
シャツはぬれた部分が重なり合わないように注意。衿は、立てて干すと乾きやすくなります。ボタンはすべて外して。8割方乾いたところでアイロンをかけて仕上げると、しわが伸びやすく、生乾きの心配もなし。
【パーカーはフードを浮かせて】
パーカーは身頃とフードの重なった部分が特に乾きづらいので、ハンガーを2本使い、フードを持ち上げてもう一方のハンガーに留めます。わきも乾きにくいので、前方にもう1本ハンガーを置き、“お化け”のように袖を持たせかけても。
【厚手のデニムは「筒状干し」に】
乾きにくいデニムは、ピンチハンガーに筒状に干し、乾燥した風に当たる面積を増やして。ポケットが乾きにくいので、裏返して干すのもポイント。裾を持ち上げて、干すのも手です。
早く乾かすには、風が触れる面積を増やすこと! 室内干しに限らず、この「基本のキ」は年間を通して覚えておきたい洗濯ワザです。
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教えてくれたのは:中村祐一さん
洗濯家。「洗濯でセカイを変える」をモットーに洗濯のアドバイスを行なう。クリーニング会社の3代目として培ったプロの技術を、家庭でも取り入れやすい形にして伝えている。
sentaku-yuichi.com
撮影=小林愛香 編集協力=中村 円
洗濯家。「洗濯でセカイを変える」をモットーに洗濯のアドバイスを行なう。クリーニング会社の3代目として培ったプロの技術を、家庭でも取り入れやすい形にして伝えている。
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