【夜逃げ屋の実態】依頼者が1時間以上も遅刻…それでも絶対に電話をしてはいけないワケ/夜逃げ屋日記(4)

#趣味   
こっちから電話してみたら…

『夜逃げ屋日記』4回【全7回】


「夜逃げ屋」に就職した異色の漫画家・宮野シンイチさんのツイートが話題になっています。夜逃げ屋とは、DVをするパートナーや毒親などから逃げたい人々の引越しを手伝う業者のこと。依頼者はさまざまですが、一見したら“どこにでもいるような普通の人”が夜逃げをしていることも!?

宮野さんは本業の漫画の仕事が鳴かず飛ばずで、自分が何を描きたいのかわからなくなっていたところ、テレビで見かけた「夜逃げ屋」とそこを取り仕切る女社長に衝撃を受けて取材を申し込むことに。取材当日、社長の元へ向かうと「今から現場に行く」と言われ半ば強制的に夜逃げを手伝うことになって――。

それでは、宮野さんが実際に目にした夜逃げの現場をのぞいてみましょう。依頼者本人の問題で夜逃げに至ることもありますが、そうせざるを得ない社会背景や問題があることを考えるきっかけになるはずです。

※本記事は宮野シンイチ著の書籍『夜逃げ屋日記』から一部抜粋・編集しました


夜逃げ屋を営む社長の「うちで働いてみるか?」という一言から、取材を兼ねて実際に働くことになった宮野さん。今日も新たな現場に向かっていますが…。

対タイム

夜逃げは時間との戦い

もう5回も延期してるのに

奴隷のような扱いを受けてきた


次ページ:近くの駐車場で依頼者が来るまで待機(2/4)

この記事に共感したら

おすすめ読みもの(PR)