明治政権の中心は大久保利通へ。専制政治への反発から高まった、政治への国民参加論/日本の歴史12(1)

#趣味   
議会だ!!

『角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 12 明治維新と新政府 明治時代前期』1話【全6話】


明治政府に不満をもつ士族たちのために立ち上がった西郷隆盛

明治維新をむかえ、急速に近代化を進める政府は、政権の中心人物となった大久保利通のもとで続々と政治体制を整えていきます。一方、かつての武士たち=士族は次々に特権を取り上げられ、ついに帯刀さえ禁止されてしまいます。不満を抱えた士族が頼ったのは、朝鮮を武力で開国させようとする征韓論をめぐる政変で政府を離れた西郷隆盛。一時は政府の要職につき大久保利通とともに新しい国づくりを目指していたのですが、我慢の限界を超えた士族の反乱を止められず、自ら先頭に立って明治政府に対し西南戦争を起こします。

時代の大きな節目となる、明治時代前期のエピソードをお届けします。

※本記事は『角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 12 明治維新と新政府 明治時代前期』(監修/山本博文、カバー・表紙/片岡人生・近藤一馬、まんが作画/蔦森えん)から一部抜粋・編集しました。

この記事に共感したら

おすすめ読みもの(PR)