大人気商品のはじまりはワインの空き瓶に入れた「おすそわけ」だった!ピエトロドレッシング人気の理由【中の人に聞いてみた】

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ピエトロドレッシング 和風しょうゆ

オレンジ色の丸いキャップがトレードマークの「ピエトロドレッシング 和風しょうゆ」。

発売から42年目となる今年、なんと累計出荷本数3億本を突破したそうです!!
これを記念して、ピエトロでは今年さまざまなありがとう企画を実施。その詳細をピエトロの社員さんに伺ってみたら、中の人たちと、それを支えるファンの深~い愛を感じることができました。

ピエトロおじさんに叶えて欲しい願いを募集!

今年、全国のファンの願いを3つ叶える「ありがとうチャレンジ」を実施

3億本分の感謝の気持ちを込めて、まず企画したのが全国のファンの願いを3つ叶える「ありがとうチャレンジ」。昨年12月からピエトロおじさんに叶えて欲しい願いを公式HPやSNSで募集をしたところ、なんと3212個もの願いが集まったそうです。

「最初はどんな願いがくるか正直不安もありました。でも集まった願いにはピエトロへの熱い想いやこれまでの思い出を添えて応募してくださる方がたくさんいて。ピエトロにしか叶えられない願いを叶えたい、と思って実施した企画だったので本当にうれしかったですね(広報 松田さん)」

集まった願いの中で最も多かったのが、「ピエトロの工場を見学したい!」「おいしいドレッシングがどのように作られるのか知りたい!」という願い。そこで「ありがとうチャレンジ」の第1弾として6組12名をご招待する「ピエトロ工場見学ツアー」を企画したところ、約1500件の応募が集まったといいます。

「これは本当にびっくりしまして…! 福岡にあるピエトロの工場は市街地から少し離れた場所にあるので、どれくらいの方に来ていただけるか、検討がつきませんでした。でもふたをあけてみたら全国津々浦々、たくさんのご応募をいただきました。イベント当日は、ピエトロ愛あふれる皆さまがご参加くださり、終始笑顔でいっぱいのイベントとなりました。参加者の方への事後アンケートでは、お一人おひとりが熱いコメントをくださり、弊社スタッフ一同、感謝と感動でいっぱいでした」

工場見学ツアー


また、昨年10月からはピエトロドレッシングのファンから届いた声をボトルラベルに記載する新デザインも登場。1つ1つの企画から、多くのファンに愛されている商品だということがよく伝わってきます。

ファンの声を掲載した期間限定の新ラベル

今やスーパーでも手軽に買えるこのドレッシング。実は一軒の小さなレストランからはじまったのをご存知ですか?

はじまりはお客さまへの「おすそわけ」から

福岡県福岡市天神三丁目の路地裏に小さなスパゲティレストラン「洋麺屋ピエトロ」がオープンしたのは、1980年12月。ゆでたてのスパゲティを提供する店は、当時は斬新だったといいます。

創業当時の「洋麺屋ピエトロ」

「パスタがゆであがるまでの時間に前菜として考えたのが季節のサラダ。創業者の村田は酸っぱいものが苦手で、当時としては珍しいしょうゆをベースにしたオリジナルドレッシングを使っていました。するとある時お客さまから、『ここで出しているドレッシングをわけてもらえないか』というご要望をいただいて。当初はワインの空き瓶に入れておすそわけしていたんです」

当時の店内の様子

そんなドレッシングがいつしか口コミで人気を呼び、やがて市販の容器に入れて店先で販売するように。

「レストランの厨房では追いつかなくなって、店舗の近くにマンションを借りて、営業後にスタッフで仕込み作業をしていたそうです。容器に貼るラベルも、シールがないから当時配っていたチラシを切り抜いてそれをテープで貼ったり(笑)。全部手作業だったので大変だったみたいです」

そしてその後、ドレッシングの事業展開を決断し、1983年に地元・福岡の百貨店で販売をスタート。日本橋三越のテレビショッピングで爆発的にヒットしたのをきっかけに、全国へと広まっていきました。

当時、百貨店で販売したギフトセット

「累計出荷本数が3億本を突破したことがわかったのは、社内での何気ないトークの中からでした。『そういえばこのオレンジ色のキャップ、実際何本売れてるんだろうね』ってことで調べてみたら、どうやらもうすぐ3億本っぽい…!ということがわかったんです(笑)。

ピエトロは業務用商品を扱っていないので、この3億本は、純粋にご家庭で使っていただいているお客様と3億回の接点を持ったということ。それを考えると感謝してもしきれません。これをきっかけに、ピエトロを応援してくださる皆さまに、これまで以上に感謝の気持ちをお伝えできればと思っています」

「野菜嫌いがなおる」とうわさの絶妙な味! そのヒミツは…?

ピエトロのドレッシングは、レストランの厨房で手作りしていたときと変わらず、現在も1度も熱を加えずに作る生タイプ。味へのこだわりもひとしおです。

「一番こだわっているのは国産100%の玉ねぎ。年間を通して、いつも変わらないおいしさを守るため、産地を視察し季節ごとに使うたまねぎを選んでいます。しょうゆは九州の甘口のもの。九州の醸造元にお願いして作ってもらったオリジナルのしょうゆをブレンドして使っています」

玉ねぎは一つ一つ、人の手でカット

さらに工場には創業当時の味を守るための工夫がいっぱい! 

「工場はレストランで作っていた頃と同じ工程を再現できるような設備になっていて、私たちは工場ではなく『大きな厨房』と呼んでいます。玉ねぎもスタッフが1つ1つカット、調味料もその場で計量しながら手作業で作っているんですよ。大型タンクを使うと味がブレてしまうので、厨房と同じ寸胴鍋を使って、1つ1つに思いを込めながら作っています

大型タンクは使わず、現在も寸胴で仕込む

この企業努力がドレッシングのおいしさを支えているんですね。

「お客様にピエトロとの思い出を書いていただく企画では、400件を超える心温まるエピソードが集まりました。『子どものころにレストランに通っていました』とか、『ピエトロレストランで初デートした2人が結婚しました』とか、お客さまそれぞれにピエトロとの物語があって、それをすごく大切にしていただいていることを知り、とても感動しました。その一言一言が私たちにとって宝物です」

イベント時に募集したピエトロドレッシングとの思い出は、心温まるエピソードばかり

事業が大きくなっても、小さなレストランだった頃の丁寧さとアットホームさを大切にしているピエトロ。それを支えるファンの愛情が深いのもうなずけます。

ちなみにドレッシングにも描かれているキャラクターのピエトロおじさん。目をつむってカンツォーネを歌っているそうですが、創業40周年をきっかけに進化しているそうですよ! 季節ごとにかわいいコスプレも披露しているので、公式HPやSNSをチェックしてみてくださいね。

ピエトロおじさんのイラストはSNSで大好評!

取材こぼれ話
ピエトロドレッシングは、サラダ以外にも使い方はいろいろ。社員さんのおすすめベスト3は、1位「からあげの下味」2位「卵焼きの味つけ」3位「きのこ炊き込みご飯の味つけ」でした! どれもこれ1本で味が決まるので、ぜひお試しください!

文=齋藤久美子

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Information

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ピエトロドレッシング

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ピエトロレシピ

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ピエトロドレッシング de COOKING★CHALLENGE

◆3億本突破!「ありがとうチャレンジ」特設ページ
ありがとうチャレンジ

◆商品に関するお問い合わせはこちら
ピエトロ お客様相談室
tel.0120-769-300(9時~17時 土・日曜、祝日を除く)
https://www.pietro.co.jp/

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