アラブ諸国の民主化運動「アラブの春」。今も続く地域紛争とテロリズム/よくわかる近現代史3(5)

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「アラブの春」

『角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 別巻 よくわかる近現代史3 現代日本と世界』5話【全5話】


世界の大きな対立構造「東西冷戦」終結により激動する国際社会

アフガニスタン、シリア、イラク、ウクライナ…。現代の国際社会が抱える大きな課題となっている地域紛争。地域紛争が増えた要因のひとつが、東西冷戦の終結です。

第二次世界大戦後、西側(アメリカなどの資本主義)と東側(ソ連を中心とした共産主義)が対立。直接戦わないものの、お互いがにらみをきかせる東西冷戦と呼ばれる時代が続きます。しかし1985年、ゴルバチョフ書記長がソ連の指導者になり改革が進み、ソ連は解体。冷戦が終結します。
世界規模の対立が緩んだことで、ヨーロッパのEUやアジアのAPECなど各地域間の統合が急速に進む一方、地域紛争が多発するようになります。

現代社会にもつながる、冷戦終結後の激動の世界情勢を振り返ってみましょう。

※本記事は『角川まんが学習シリーズ 日本の歴史 別巻 よくわかる近現代史3 現代日本と世界』(監修/山本博文、カバー・表紙/ヴァージニア二等兵、まんが作画/勇沢梛木)から一部抜粋・編集しました。

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