秋は髪の傷みが気になるのはなぜ? 傷みの原因と「秋のヘアケア」4つのポイント

#美容・健康   
夏に受けた髪ダメージの影響が最も表れる!「秋のヘアケア」とシャンプー術

髪がまとまらなくなった、パサパサしがち…など、年々、髪のお悩みが増えているという人、多いのでは? 実は秋こそケアすべき!なのだそう。ふだんのシャンプーやヘアドライのしかたを少し見直すだけでも効果大です。今回は、秋のヘアケアのポイントをご紹介します!

教えてくれたのは▷狩野なずなさん
ヘアスタイリスト。都内美容室に20年勤務したのち独立し、プライベートサロン「Kilo」を設立。内側と外側、両面からの美容と健康へのアプローチに関する知識が豊富。2児の母。

夏のダメージで、秋の髪がボロボロに...!

夏のダメージで、秋の髪がボロボロに...!

紫外線
髪の内部まで到達した紫外線が、たんぱく質を破壊! ゴワゴワした髪質の原因となります。また髪表面の皮脂膜が紫外線によって酸化することで、キューティクルが剥がれやすくなって髪のつやが失われます。ヘアカラーの色落ちも顕著に。

冷え
冷房による冷えで頭皮がかたくなり、血流が悪化。必要な栄養分が髪まで届きにくくなり、髪の新陳代謝も衰えます。

乾燥
冷房による乾燥で、頭皮の皮脂分泌が過剰に促され、髪の水分が奪われます。またふけ、かゆみなどの頭皮トラブルにも。

睡眠不足
暑さで睡眠の質が低下すると、成長ホルモンが充分に分泌されなくなります。髪の新陳代謝が衰え、切れ毛や枝毛、抜け毛、白髪の原因にも。

食欲不振
暑さで食欲が落ちると、栄養バランスが偏って髪に必要な栄養素が不足。抜け毛にもつながります。

屋外でも屋内でも髪が傷む夏。秋こそ、徹底的に集中ケアを

レジャーシーンが多い夏は、髪ダメージの危険がいっぱい! 海は海面や砂浜からの照り返しで20%、山は1000m登ると10%も紫外線量が増えるといわれます。さらに水遊びでぬれたり汗をかいたりすると髪がきしみやすい状態になり、キューティクルやたんぱく質が失われる原因に。また屋内でも、冷房による冷えや乾燥のほか、睡眠不足が髪ダメージにつながるので要注意! 

夏に受けた髪ダメージの影響が最も表れるのは、秋です。髪のケアは一年を通して必須ですが、サボってしまった......という人は、秋こそヘアケアで挽回しましょう。保湿とキューティクルケアが、最重要ポイントです。

秋のヘアケア4つのポイント

□シャンプーは洗浄力でセレクトする
□保湿力の高いトリートメントを使う
□アウトバストリートメントを使う
□高い熱を当て過ぎずに乾かす

次ページ:シャンプーのしかたを少し見直すだけでもダメージケアに(2/2)

この記事に共感したら

Information

Instagram-レタスクラブ公式

<レタスクラブ ’23 10.11月号より>


雑誌情報はこちら


▼『レタスクラブ ’23 10月11月合併号』は「秋野菜」の最高の食べ方を大特集!▼

「秋野菜」のレパートリーが広がること間違いなし! 料理特集では、じゃがいもやれんこん、ごぼうなど、この時期旬の野菜をを圧倒的においしく食べるコツをたっぷりご紹介します!/魚の切り身で大満足!「お手軽!切り身魚おかず」/【別冊付録】毎年大好評の「SNOOPY家計簿2024」。今年も3号連続でスヌーピーの豪華付録がついてきます!お楽しみに!/【毎号付録】献立の悩みから解放される!と話題の「献立カレンダー」/【大人気連載】オトナのNEWSは小山慶一郎さん登場!/コミックエッセイも多数!レタスクラブ10月11月合併号をぜひお楽しみください。





本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

LINEお友だち追加バナー

おすすめ読みもの(PR)