お湯の注ぎ方ひとつで味わいが変化! ペーパードリップをマスターしよう/コーヒー1年目の教科書(7)

#趣味   

手順1、2

1 フィルター全体にお湯をかけて「リンス」(湯通し)します。器具が温まり、フィルターの紙のにおいが取れます。サーバーのお湯は捨てます。

2 ドリッパーにコーヒーの粉を入れ、表面が平らになるよう、側面をトントン叩いて揺らします。スケールの目盛りはゼロにしておきます。

手順3

3 タイマーをスタートさせ、1湯目を30g注ぎます。粉全体にお湯がかかるように、中央から徐々に外側に回します。 「の」の字を書くようにして、すばやく注ぐのがコツです。

手順4,5

4 お湯を注ぎ終わるとコーヒーの粉に含まれた炭酸ガスがブクブクと出てきます。そのまましばらく蒸らし、ガスを放出させます。

5 スタートから1分たったところで2湯目。1湯目と同様に中央から外に向かって注ぎます。注ぐ量は50g。1湯目よりも少し細く注ぎます。

手順6、7

6 1分30秒たったところで3湯目です。中央から外に向かって注ぎます。注ぐ量は50g。2湯目と同じくらいの太さで注ぎます。

7 2分たったら、ラストの4湯目。2、3湯目と同様にして、50gのお湯を注ぎます。これで180gのお湯を注いだことになります。

手順8、9

8 コーヒーの粉全体に注いだお湯がいきわたるように、ドリッパーを揺らして撹拌します。この工程を「スピン」と呼んでいます。

9 お湯が全部落ちきったらドリップコーヒーの完成です。事前に温めたカップに注いで、淹れたての味わいを楽しんでください。

お湯を注ぐタイミング

お湯を注ぐタイミング

お湯は4回に分けて注ぎます。2湯目は蒸らし時間を含めて1分後、3湯目と4湯目は30秒ごとのタイミングで注ぎます。

お湯とコーヒーの粉の量

お湯とコーヒーの粉の量

2杯以上淹れたい時は、1杯分のお湯とコーヒーの粉の量を杯数でかけ算します。お湯と粉の比率は、15:1です。

著=鈴木 樹、藤野 リョウ/『絵とマンガでわかる コーヒー1年目の教科書』

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