なくしたのはどこのどいつよ！母の財布が見当たらず、幼い娘は1人で交番へ／毒親に育てられました（4）

毒親の呪縛から逃れるために綴った記録。育児放棄されていた幼少期

暴言や暴力、過干渉などで娘を縛り付ける「毒親」に育てられたつつみさん。あんたのせいで人生めちゃくちゃ。産まなきゃよかった…。数々の暴言を浴びせかけられ続け、ついにうつ病を患ってしまいます。つつみさんが過去のトラウマから解き放たれるために始めたのが「日記療法」。母から受けた嫌な思い出をひとつひとつ日記に書き記すことでした。

2歳の頃に両親が離婚し、しばらく祖父母に預けられた後から始まった母とのふたり暮らし。仕事で昼夜逆転の生活を送る母は、つつみさんの育児を放棄し、思い通りにならないことがあると容赦なく怒り、体罰を与える人でした。

ある日、いつものようにコンビニにお昼を買いに行かされた後、持って行ったお財布が見当たらなくなります。母はつつみさんのせいだと決めつけ、幼い娘にひとりでコンビニへ探しに行くよう怒鳴りつけます。

母とふたりきりの生活で、母を怒らせないことだけを考えていたつつみさんの幼少期の様子を見てみましょう。