【レタスクラブ編集長のつぶやき】「ごはん作りに疲れたら外食を!」その理由
「毎日ごはんを作る主婦(夫)こそ、外食すべきなんです!」
こう力強く断言したのは、毎日2人の息子+夫=3人の胃袋を満たすため、ごはん作りに追われる料理編集スタッフ。
それは、料理企画の打ち合わせでのこと。
次から次へと、泉のようにわき出る料理アイデアに私はすっかり感服し、その源泉に興味を持ちました。
「忙しいのに、どこからそんな発想が? やっぱり毎日ごはん作ってるから?」
「違います、外食です」と彼女。即答!
時間に追われる毎日のごはん作りは、いくら料理好きでもしんどいしマンネリは避けられない。「なにより自分の味に飽きちゃうんですよ」と彼女は言います。
そんなとき外で食事をすると、自分では到底思いつかない食材の組み合わせや調理法に触れることができ、とても楽しく「こんど自分で作ってみよう」というアイデアにつながるのだとか。
なにより、すり減った心と体を気分をリフレッシュできることが一番の効用。
「主婦(夫)こそ外食すべきです!」
と、冒頭の彼女の言葉につながるわけです。
とはいえ、時間もお金も限られるなか、気ままに食べ歩きというわけにはいきません。かといってこれが義務になっても本末転倒。
「高いレストランやおしゃれな店でなくていいんです。必要なのはいったん作ることを休んで、だれかが作ってくれた料理を“楽しく”いただくこと」と彼女。
料理本に「外食しましょう」とはなかなか書けませんが(笑)、単におなかを満たすだけではない外食の役割に気付かされたのでした。
テイクアウトのお惣菜にはマンネリ打破のヒントが!
私が最近注目しているのが、テイクアウトのお惣菜です。
たまに立ち寄るカフェには、自分では思いつかない気の利いたお惣菜が充実しています。
「おいしい!」と思うと、すかさずパッケージ裏に記載された材料をチェックして「このまろやかなドレッシングは塩麴だったのか~」と自宅での再現を楽しんでいます。
そんな、カフェのデリ惣菜を再現したのが「ひじきとゆで押し麦の塩麴マリネ」。しょうゆ味の煮ものばかりだったひじき料理の幅が広がりました。
物価高の時期、テイクアウトも外食もちょっと気が引けるところ。
せっかく利用するなら、胃袋を満たすだけでなく料理のアイデアまでいただいてしまおう!という考えは欲張りすぎでしょうか?
文=前田雅子
前田雅子
リクルート「赤すぐ」シリーズ編集を経験後、オレンジページで料理企画を担当。2016年KADOKAWA入社、2019年8月~レタスクラブ編集長に。4歳男児の子育て中。仕事、育児、家事でバタバタの毎日を送るなか、へとへとでも作れるレシピを日々模索中。
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