猫を飼いたいと思ったら。保護猫という選択

#くらし   
猫は孤独が好きというけれど、時間をかければ信頼関係が生まれる


猫ブームの昨今。飼いたいと思いつつ、ペットショップで生体を買うのにためらったり、どうやって猫と出会ったらいいのかわからない人も多いのではないでしょうか? そんな人に知ってもらいたいのが「保護猫」という選択肢です。保護猫とは、人の手で保護された猫。保護された捨て猫や、殺処分所から保護された猫などもそう呼ばれます。そのため、子猫だけではなく成猫や、中にはペットショップで売れ残ったために処分されるところを保護された血統証つきの猫もいるそうです。現在、猫好きの間では、保護猫を飼うということが少しずつ浸透しているのだそう。

では、そんな保護猫に出会うにはどうしたらいいのでしょう? 保護猫の写真集「HOGO猫」を出版予定の写真家・五十嵐健太さんに話を伺いました。

「保護猫に出会うなら、保護猫カフェと保護猫譲渡会がおすすめです。保護猫カフェは猫カフェに保護猫との出会いの役割を持たせたもの。カフェにいる猫たちは保護猫なので、飼い主を探しているんです。気に入った猫がいたら、審査後、飼い主になることも可能です。譲渡会は、保護団体が複数の保護猫を会場まで連れて行きます。来場者は気に入った猫がいたら、審査後、飼い主になれるというものです」

現在保護猫と出会うなら譲渡会が一般的ですが、保護猫たちの普段の様子や性格を見ることができ、しっかり猫たちと触れ合える保護猫カフェも少しずつ認知され始めているそう。

「HOGO猫」には保護猫である母猫から生まれた5匹の子猫が、新しい飼い主の元へ巣立つまでの様子も収録されている


「保護猫の多くは、捨てられたり処分直前に保護された猫たち。だから、私もいろいろな元保護猫たちを撮影するまでは、どこかかわいそうと同情の気持ちを持っていました。でも撮影してみたら、猫の強さと飼い主さんへの愛情に圧倒されてしまいました。辛い思いをした猫でも、かわいがったら愛情にちゃんと応えてくれますよ。しかも保護団体の多くは、譲渡会や保護猫カフェの店頭に出す前に健康診断や検査をしてくれているので、健康面でもそれほど心配はいりません」

五十嵐さんの写真集「HOGO猫」には、元保護猫だった猫たちの現在の暮らしや、保護猫から生まれた子猫たちが、新しい飼い主さんのところに巣立っていくまでの様子が収められているのだとか。猫を家族に迎えたいという人は、参考にしてみては?

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Information

単行本情報はこちら
『HOGO猫』 五十嵐健太著 1080円 KADOKAWA 9月28日発売


「五十嵐健太のもふもふ猫写真展」が11月26日まで岩手県えさし藤の郷で開催中。

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