稲も麦もそばも1台でOK! 農業を変えるスーパー種まき機が間もなく実用化

稲、麦、そば、トウモロコシ…などなど、1台だけでさまざまな作物をスピーディに種まきできる。そんな、夢のような種まき機が現在開発されています。今回はこの「スーパー種まき機」をはじめとした、ハイテク農業の現在について見ていきましょう。
農家の希望となるスーパー種まき機
スーパー種まき機は、農林水産省が「開発してほしい農業機械」を調査した結果をうけて開発が決まりました。農家からはとくに種まき機に関する要望が多く寄せられ、速度や種をまける種類の多さ、異なる栽培法への対応などが求められているとわかりました。
現在、開発中の種まき機は、1台で稲や麦など多くの作物や複数の栽培法に対応し、さらに高速で種をまけるようになっています。2019年の実用化に向けて、日本各地でその機械が現地試験され、課題を確認・改良しているところです。

人の代わりに収穫するいちご収穫ロボット
スーパー種まき機は導入が待たれている段階ですが、すでに農業の現場には、多くのハイテク機器が導入されています。その中の1つが「NARO」の開発した「いちご収穫ロボット」。このロボットにはカメラが2台装着されており、自動的にいちごを探し出して、機械で熟しているかどうかを判定。しっかり熟れているいちごだけを、選別して収穫します。
ロボットが肩代わりできるのは、人間の収穫作業の約60%程度にとどまりますが、半分以上を機械化できることで、農家からは好評を集めています。

農地を効率よく管理できる農業用ドローン
近年の進歩がめざましい無人飛行機(ドローン)は、農業にも導入されています。ドローンにカメラと赤外線カメラを搭載して農地を撮影すると、農地の立体的な画像が作成できます。この画像を利用することで、広い農地の状況をより簡単にチェックできるようになりました。
画像に映っている葉の色からは、成長状態や窒素含有量が確認できます。農家はそのデータを元に、本当に必要な場所だけに肥料や農薬をまく、収穫期を逃さず収穫するといった効率化を図れるようになったのです。こういったハイテク機器の導入によって農業の効率がアップすれば、作物の流通量や価格もより安定したもになることが期待できそうです。
農業分野におけるテクノロジーの発展は、わたしたちの生活をより豊かにしてくれるかもしれませんね。

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