“地元パン”の秘話にマツコ唖然!? 久留米のホットドッグにソーセージがない理由

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福岡・久留米市のホットドッグにはなぜかソーセージがない


“ご当地パン”として有名ではないけれど、何故か生活の一部として地域に溶け込んでいるパンってありますよね。そのようなパンのことを“地元パン”と呼ぶそうです。

 

マツコも大絶賛の“地元パン”とは?


11月21日放送の「マツコの知らない世界」(TBS系)で、“地元パンの世界”が取り上げられました。パンを紹介してくれたエッセイスト・甲斐みのりによると、地元パンとは「戦後すぐに創業したパン屋さんが長年作り続けているパン」のこと。番組には個性あふれる地元パンが登場して、マツコを懐かしい気持ちにさせました。

例えば東京堂パン国分店の「ホットドッグ」は、福岡県久留米市の地元パン。ただのホットドッグではなく、コッペパンにキャベツのマヨネーズ和えとプレスハムを挟んだ総菜パンです。手に取ったマツコも「全然ホットドッグじゃないわね…」と不信感を抱いた様子。しかし実食すると「これ美味しい!」「食べたことないのに懐かしい」と絶賛していました。

味は確かなようですが、なぜ「ホットドッグ」というネーミングなのでしょうか。甲斐の話によると、英語がまだ馴染みのなかった時代の日本で、「木村屋」の創業者が“ホットドッグ”という言葉を聞いたのが始まり。ホットドッグの意味を「熱い犬」と勘違いしてしまったようで、暑がりな犬が舌を出しているような見た目のパンを開発したそうです。

【写真を見る】熊本市の地元パン「ネギパン」(高岡製パン)


そして高岡製パン工場の「ネギパン」は、熊本県熊本市の地元パン。柔らかい食感の生地に熊本産の葉ネギが練りこまれており、中は鰹節とソースで味付けされています。パンと鰹節という組み合わせに一口食べたマツコは「ええ!」と驚いたものの、「あぁ~… でも美味しいね」とコメント。また「もっと定番になっていいのにって思う」とも語っていました。

番組に登場した数々の地元パンに、視聴者からは「地元パン食べたくなってきた! 地元パン巡りしたい!」「ネギパンめっちゃおいしそう!」「自分の地元のパンが出てきて里帰りしたくなった」「総菜パンってどれも懐かしさがあるよね。日本独自の文化なのかな?」といった声が上がっています。

 

神戸市のメロンパンはメロンパンじゃない!?


番組に登場したもの以外にも、各地には様々な地元パンが。代表的なのが神戸市「金生堂」のメロンパンで、ラグビーボールのような形が特徴的です。

実は関西の一部地域ではラグビーボール状のパンが“メロンパン”と呼ばれており、一般的な丸い形をしたものは“サンライズ”という呼称でお馴染み。この呼び方を広めたのが、昭和初期に広島の呉市に店を構えていた「金生堂」だと言われています。

神戸のメロンパンはラグビーボール型が特徴


そして盛岡市民のソウルフード「福田パン」も外せない地元パン。戦後の1948年に創業した老舗で、初代の店主が「安い値段で学生を満腹にさせたい」という思いで独自のコッペパンを開発。以降同店のコッペパンは、県内外からファンが殺到するほどの人気商品になりました。

懐かしさと個性がたっぷりつまった、歴史溢れる地元パンの数々。あなたの街にも知られざる地元パンがあるのでは?

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