学校と塾に追われる日々に爆発寸前の娘【小川大介先生の子育てよろず相談室】

#育児・子育て 

梨花さんもInstagramで大絶賛! 今、もっとも売れている子育て本「頭のいい子の親がやっている『見守る』子育て」の著者、小川大介先生が、悩める親たちにアドバイス。「うちの子のこんなところが心配」「私の接し方、コレでいいの?」など、子育てに関するあらゆる悩みにお答えします。連載第2回目のお悩みはこちら。

 


【お悩み】


小4の娘で、中学受験を考えています。週3で塾に通い始めたのですが、その宿題の量たるや膨大。加えて学校の宿題もあるため、ほぼ毎日宿題に追われている状況です。本人としては、テレビも見たいし、好きな本も読みたい。ピアノもがんばっているので、その練習時間も欲しいと思っているのですが、その時間がなかなか取れません。やりたいことができないフラストレーションで、今や爆発寸前です。このままでは、子どもの気力も体力も持ちそうにありません。子ども自身が納得感をもって続けるには、どのように時間を使えばいいでしょう?(Kさん・37歳)

【小川先生の回答】


■満足の中身を見極めよう

まず大前提として知っておいていただきたいのは、満足には“量の満足”と“質の満足”があるということです。例えば、ピアノを弾きたいとして、ピアノを1時間触っていないと納得感がないのであれば、それは量の満足。一方、集中できる時間に1~2曲弾けば満足できるのであれば、質の満足です。本人がどちらを欲しているのか、まずは丁寧にヒアリングしてください。量なのか質なのかを見極め、それに見合った取り入れ方をしたほうが、高い満足感を得られます。本についても同様。毎日読まないと落ち着かないようなら、1日10分でも必ず読める時間を作ってあげたほうがいいでしょう。読書時間をたっぷりとることでリフレッシュしている子の場合は、週1回でも2時間くらい時間をとったほうが満足できるはずです。大切なのは、子どもとしっかり話し合って決めること。親からの押し付けではなく、一緒に考えて決めることで、子どもも納得感を持って臨めるようになります。

■子どもにとって意味あるものを選択

もっとも時間を要する塾の宿題に関しては、それが本当にやるべき価値のあるものかどうかを精査し、仕分けをする必要があります。そもそも宿題が多く出るのは、理解度も特性も異なる全ての子どもをカバーしようとしているため。同じ宿題でも、それが役立つ子もいれば、全く意味をなさない子もいます。まずは、出された宿題は全てやらなくてはいけないという強迫観念を捨てましょう。本人の糧になっているか、全ては本人基準で選び、カスタマイズすることが大切です。宿題の選択に関しては、先生の協力も不可欠になります。子どものどんなところに不安があり、どこを伸ばしてあげたらいいか、一度先生に相談することをおすすめします。子どもも親も先生も、叶えたい目的は同じはず。そのために何ができるかを一緒に考えると、先生も宿題の出し方を変えてくれたりするものですよ。

回答者Profile

小川大介先生
小川大介

教育家。中学受験情報局『かしこい塾の使い方』主任相談員。

京都大学法学部卒業後、コーチング主体の中学受験専門プロ個別塾を創設。子どもそれぞれの持ち味を瞬時に見抜き、本人の強みを生かして短期間の成績向上を実現する独自ノウハウを確立する。個別面談の実施数は6000回を数え、受験学習はもとより、幼児低学年からの能力育成や親子関係の築き方指導に定評がある。各メディアでも活躍。著書多数。

文=酒詰明子

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■小川先生が主任相談員を務めるサイト:中学受験情報局『かしこい塾の使い方』

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