突然不機嫌になる友達が心の底から怖くて仕方がない。日に日に増える私へのいじり/あのころの自分への呪いにさよなら(10)
日増しに増えるミレイを中心としたユイへのいじり。我慢できずにリアクションを取らずにいると露骨に無視され、謝るまで許してもらえない。友達が不機嫌になるのが怖い、笑うとホッとする…。そんな思考にまで至ってしまったユイは、自分が悪いわけではないのに、ただただ謝ることしかできずにいるのでした。
大人になってからもそんな過去の記憶に囚われ、我慢と諦めを繰り返す日々を送るユイ。多感な時期の子どもが安心して過ごせる環境の大切さを、改めて考えさせられます。
著=もつお/『あの頃世界のすべてだった学校と自分への呪いにさよならするまで』(KADOKAWA)
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