「ママって何? なれなれしくしないで!」存在を否定された美しい毒母との思い出(2)

#趣味   
ママって何?気持ち悪い

『親ガチャにハズれたけど普通に生きてます』2回【全8回】


「毒親に育てられ、人生がどん底まで転がり落ちても、やがて再生して、今は普通に暮らしています」
美しい母が暴力をふるう機能不全家庭に育ち、親の離婚で実の父親とは決別。やがて現れた新しい父親もまた、理不尽な暴力をふるう男でした。両親の仕打ちに怯えながら育ち、職場も転々として、さまざまな出来事に遭遇して人生がどん底まで転がり落ちた著者。しかし周囲の人々の支えがあって、今は「普通の生活」を手に入れることができました…。

漫画家・上村秀子さんの半生を描いたコミックエッセイ『親ガチャにハズれたけど普通に生きてます』から、子どもの頃のエピソードをご紹介します。両親の離婚、そして母親の再婚…その頃から母親による子どもへの暴力はひどくなっていったのでした。

※本作品は上村秀子著の書籍『親ガチャにハズれたけど普通に生きてます』から一部抜粋・編集しました

一番古い記憶は群を抜いて光り輝く美しい「実母」。でもその母は恐ろしい存在でもあって…。
小学生のころ父の浮気が原因で両親が離婚。
子どもを置いて家を出ようとしていた母を、事務員として働いていた小さな会社の同僚だった義父が「面倒を見るから子どもたちを連れて来て」と引きとめ、再婚することに。
姉と「私」は「母が幸せになれるのなら」と受け入れましたが、新しい生活とともに始まったのは母からの暴力。「私」は理由のない暴力に対し、理不尽だとわかりつつも「無駄な抵抗」と諦めていました。
最初は助けてくれないのかな…と義父を頼る気持ちもありましたが、義父は「お母さんの言うことを聞くように」とバッサリ。義父は美しい母と結婚したのであって私たちの親になったわけではない、と悟るのでした…。

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