日々の疲れをリセット!「ゆっくりお風呂に入る」大切さ/がんばらないご自愛(1)

#くらし 
「湯船に浸かる」は日常生活の中でもなかなかハードルの高いルーティーンのひとつ

『万年不調から抜けだす がんばらないご自愛』 1回【全8回】


「完全に体調のいい日が1日もない!」という悩み、結構色んな人が抱えているかもしれません。
30代半ばの竹内絢香さんも漠然とした不調に悩まされていた一人でしたが、「ご自愛」のおかげで日々が少しだけラクになったそうです。

ここで言う「ご自愛」とは、自分の心やカラダがちょっとプラスになる行動や考え方のこと。

・どうしても気分が上がらないときは「日光」を浴びてみる
・楽しさや気持ちよさを求めて「運動」してみる
・不安な気持ちに支配されそうなときは、「瞑想」をしてみる
・自分の中にある「固定観念」を整理してみる

など、毎日がほんの少しラクになるかもしれない「誰でもできるご自愛」を、心療内科医の鈴木裕介先生の解説つきでご紹介します。

※本記事は竹内絢香著、鈴木裕介監修の書籍『万年不調から抜けだす がんばらないご自愛』から一部抜粋・編集しました


ゆっくりお風呂に入る

お風呂ってめんどくさいんですよね

「湯船に浸かる」は日常生活の中でもなかなかハードルの高いルーティーンのひとつ


「湯船に浸かる」は日常生活の中でもなかなかハードルの高いルーティーンのひとつですよね!
しかしながら、お風呂に入ったあとのスッキリ感はやっぱり格別で、日々の疲れのリセットにはもってこいだと感じます。

バスグッズでカラダをケアしたり、半身浴しつつ本を読んだり…といった「攻め」の入浴も楽しいのですが、最近の私はただひたすら何も考えずにボーっとする「日常の空白」を体験するのにハマっています。

やり方は、好きな入浴剤を選んで入れて、文字も音もない空間で頭を空っぽにして、ただ「あたたかい」というカラダの感覚に集中するだけ。たったこれだけなのですが、「なんにもない時間」を数分でも持つことが、心身のリフレッシュには大切なのかなと感じています。


お風呂と自律神経の話

・入浴は副交感神経を優位にしてくれる絶好のリラクセーション
・湯の温度は40〜41℃くらいが最適
・「ぼんやり」何も考えずに入ると、よりリラクセーション効果が高まる

お風呂と自律神経の話

お風呂とリラクセーションの関係を説明する前に「自律神経」について少し説明しますね。人間のストレス反応には、「自律神経」というシステムが深く関わっています。自律神経には以下の2つのモードがあって、環境の変化によって自動で切り替えてくれます。

交感神経:カラダを興奮させ、動きを活発にする「バトルモード」
副交感神経:カラダをリラックスさせ、元気を溜める「休息モード」

このモードの切り替えがうまくいくと、心身の健康は保たれるんですが、仕事や考え事で忙しすぎると、バトルモード(交感神経)に入りっぱなしになって疲弊してしまいます。これが「ストレス状態」です。なので、副交感神経を活性化させてリラックスした状態をつくることが必要なんですね。

入浴は、副交感神経を優位にしてくれる絶好のリラクセーションです。それに、お風呂に入る回数が多い人ほど幸福度が高いなんて研究もあるんです。適温は人によりますが、だいたい40〜41℃くらい。42℃以上だと血圧や脈拍が上がって交感神経を刺激してしまうので注意しましょう。

あと、お風呂の中は浮力がはたらいて、体重が10分の1くらいになります。全身の筋肉が重力から開放されて、緊張がほぐれるんですね。僕はひとりの時には湯船にもぐってクラゲのようにぷか〜っと浮いてぼんやりしています。この「ぼんやり」がけっこう大事です。せっかくお風呂の中に入っているのに仕事のことばかり考えてたらまた、バトルモードに入ってしまうので、何も考えないのをオススメします。

お風呂をわかせば日常に「空白」がつくれる

日常の中の「空白」が私を生き返らせてくれます


●竹内 絢香:イギリス好きな漫画家&イラストレーター。著書に『英語力0(ゼロ)なのに海外営業部です』『がんばらなくても死なない』などがある

●鈴木 裕介:内科医・心療内科医。秋葉原saveクリニック院長。
著書に『我慢して生きるほど人生は長くない』『メンタル・クエスト 心のHPが0になりそうな自分をラクにする本』がある

著=竹内絢香、監修=鈴木裕介/『万年不調から抜けだす がんばらないご自愛』(KADOKAWA)

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