湿気を吸わない髪を作ろう! 雨にも負けない3ステップコーティング/髪の悩みが消える!1分ヘア革命

#美容・健康   
雨にも負けない3ステップコーティング

『1分ヘア革命 読むだけで髪の悩みが消える本』 8回【全10回】


白髪が増えた、トップがぺちゃんこで薄毛で悩んでいる、カラーやパーマで髪が痛んでパサつく…。サロンでアドバイスしてもらって家で実践しても、髪にいいことを心がけてもどうにもならない! 文字通り、頭を抱えてしまう髪の悩みが尽きません。

そんなあなたに、カリスマ美容師のAYAMARさんが1分でできちゃう簡単なケアの仕方をご紹介。
今日からできるヘアケアで、誰よりもサラツヤ髪になっちゃいましょう!

※本記事はAYAMAR(柴田紋奈)著の書籍『1分ヘア革命 読むだけで髪の悩みが消える本』から一部抜粋・編集しました


雨にも負けない3ステップコーティング

スタイリング剤で湿気を吸わない髪に

ヘアアイロンでセットをしても、雨だとすぐにカールが取れてしまいますよね。

ヘアアイロンの熱によって、髪がカールしたりまっすぐになったりするのは、髪内部の水分が蒸発して水素結合が起こるからです。でも、雨の日は湿気が多いので、髪が水分を吸収して水素結合が切れます。

すると、ヘアアイロンでつけたカールが取れたり、伸ばす前のくせが出てきてうねったりします。

カラーリングやパーマで髪がダメージを受けている場合は、つねにキューティクルが開いているので、余計に水分を吸収してしまいます。

ヘアアイロンでセットしたスタイルを長持ちさせるためには、髪が水分を吸収しないように、スタイリング剤でコーティングすることが大切です。

これから説明する手順でヘアセットをすれば、雨の日でも髪型が長持ちしますよ。

長持ちのヒケツは「3層コーティング」

ヘアアイロンを使う前には、髪を濡らしてくせを取り、洗い流さないトリートメントを塗ってコーティングします。

トリートメントを塗ってキューティクルが整えば、髪が水分を吸収しにくくなり、結果としてセットした髪がくずれにくくなります。

セットする前に、次の1~5の手順でくせを取りましょう。

1  髪の中間から毛先を水で濡らします。
2  濡らした部分に洗い流さないトリートメントを塗ります。髪を両手で挟んで、忘れがちな内側にもムラなく塗りましょう。
3  目の粗いコームで髪をやさしくとかします。
4  毛先に手ぐしを通し、下方向に引っぱりながら、上からドライヤーの風を当てて乾かします。
5  8〜9割乾いたところで、ブラシを使って髪の中間→毛先の順でとかして、くせを伸ばしながら、完全に乾かします。

{ くせが伸びる乾かし方 }
くせを伸ばすように引っぱりながら、ドライヤーを当てる。

くせが伸びる乾かし方


くせが取れたら、ヘアアイロンで髪をセットします。ヘアクリップでブロッキングをしてからヘアアイロンを使うと、髪全体にムラなく熱が通り、セットが長持ちしますよ。

ヘアアイロンは180℃以下の温度に設定しましょう。これ以上高温だと、髪が乾燥してパサパサになります。せっかく洗い流さないトリートメントを塗っても、その水分まで奪われてしまい、湿気を吸いやすい状態に逆戻りしてしまうのです。

{ くずれないヘアアイロンの通し方 }
1 耳の前後で髪を分けたあと、前の髪をさらに上下に分け取り、上の髪をヘアクリップで留める。下の髪にヘアアイロンを通す。

下の髪にヘアアイロンを通す


2 分け取った上の髪を下ろして、ヘアアイロンを通す。反対側も同様に行う。
【POINT】うねりが出やすい顔まわりは、しっかり伸ばす

うねりが出やすい顔まわりは、しっかり伸ばす


3 最初に分けておいた後頭部の髪を3回に分けて、ヘアアイロンを通す。このとき、耳のあたりとハチの延長線上とで、順にブロッキングして行う。

最初に分けておいた後頭部の髪を3回に分けて、ヘアアイロンを通す


4 髪をすべて下ろし、毛先にヘアアイロンをサッと通す。こうすると、さらに毛先にまとまりが出る。

髪をすべて下ろし、毛先にヘアアイロンをサッと通す


セットをしたら、ヘアオイルでコーティングします。水と油は交わらないので、コーティングされた髪は湿気を吸いにくくなります。

その上からさらにヘアスプレーをすることで、まっすぐに伸ばした髪が長持ちします。手順は次のとおりです。

1  手ぐしを通しながら、ヘアオイルを塗ります。くせが出やすいところは、とくにていねいになじませましょう。
2  20cmほど離した位置から、髪の表面にヘアスプレーをかけます。
3  髪をパラパラと髪を落としながら、内側にもスプレーをかけます。

セット前の洗い流さないトリートメント、セット後のヘアオイルとヘアスプレーの3層コーティングで、雨の日でも一日中セットがくずれにくいです。

{ 雨でもくずれないスプレーのつけ方 }
髪をパラパラと落としながら、20cm離した位置から内側にもヘアスプレーをかける。

雨でもくずれないスプレーのつけ方


まとめ

セット前に洗い流さないトリートメントを塗る
セット後にヘアオイルとヘアスプレーをつける


著=AYAMAR(柴田 紋奈)/『1分ヘア革命 読むだけで髪の悩みが消える本』(KADOKAWA)

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