野球の始球式で打者が空振りするワケ/大人の教養 博識雑学2000(54)
『大人の教養 博識雑学2000』54回【全80回】
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※本記事は『大人の教養 博識雑学2000』から一部抜粋・編集しました。
野球の始球式で打者が空振りをする理由
野球の試合の開始前、主催者や来賓の代表が一球を投じる「始球式」が日本で始まったのは、1908(明治41)年、米国の大リーグ選抜チームと早稲田大学野球部による親善試合が最初だったといわれている。
その試合で始球式を行なったのは、早稲田大学の創設者・大隈重信(おおくましげのぶ)。だが、右足が義足だった大隈が投じた一球は、ストライクゾーンから大きくそれた。その時、バッターボックスに立った早稲田大学の打者は「ボールにしてはいけない」と、あえて空振りをすることで大隈に敬意を払ったという。この出来事をきっかけに、日本の始球式では打者が空振りをすることが慣習となったそうである。
著=雑学総研/『大人の教養 博識雑学2000』(KADOKAWA)
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