「アラサーが面接で泣くとかやばくない?」涙を必死に隠して教授に応戦!【ただの主婦が東大目指してみた】(57)

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ほっとしたけど、

早く終わってくれと心の中で連呼していた

あのレベルであんなに突っ込まれるなんて……もう合格できる気がしない。

もうその場にいるのがしんどくて、早く終わってくれと心の中で連呼していた。

次の東大教授「えー……と」

実験はこうするといいよ、とかアドバイスをくださったり

これもめちゃくちゃ早口。

私の発表をすごく簡潔にまとめてくださったり、実験はこうするといいよ、とかアドバイスをくださったり。

”はい” ”ありがとうございます” ”頑張ります”としか言いようのない質問だった。

これって点数になるのかしら……と思いつつラッキーだと思った。

そして最後の東大教授の番がきた。

この東大教授は私の研究計画書の社会問題を”皮肉った部分”に反応してくださって、ものすごくいい感じだと思った。

この言葉を聞くまでは。

あなたにとって研究はネタ作りってことですか?

あとで調べたら私の研究に関連した書籍を出してる有名な教授だった。

ねた……?

それは皮肉? それとも洒落た言い回し?

それは皮肉? それとも洒落た言い回し?

心臓が止まりかけた。

著=ただっち/『ただの主婦が東大目指してみた』(フォレスト出版)

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