娘の保健室登校は順調な滑り出し。それにすっかり油断していたら/娘が学校に行きません(19)

#くらし   
今日はちょっと長めでもいいかー

『娘が学校に行きません 親子で迷った198日間』19話【全23話】


文部科学省が2021年10月に発表した「令和2年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、2020年度、小中学校における長期欠席者の数は28万7747人、そのうち不登校の児童生徒数は19万6127人に及び、8年連続で増えているのだそう。

数々の人気コミックエッセイを手掛ける漫画家・野原広子さんの娘・トモちゃんも不登校になった児童の一人。小学5年生のある朝「今日だけでいいから学校休ませて」と言い出します。野原さんが「今日だけだよ」と許可したところ、そこから学校の話をすると喘息や発熱するようになり、学校に行けず不登校状態になってしまいました。叱咤も励ましもトモちゃんには効かず、どうしたらいいのか悩む野原さん。暗く深い迷路に迷い込んでしまった気分だったそうです。

一時は「学校を辞める」と退学宣言までしたトモちゃんでしたが、保健室の先生からの声かけをきっかけに、夏休み明けの新学期から保健室登校をすることになりました。一方、野原さんは校長先生とのカウンセリングで、トモちゃんの通常登校は6年生になる7ヶ月後を目標にしましょうと言われて驚きます。「すぐ行けるようになる!大丈夫だって!」と前向きに考えた野原さんでしたが、果たしてトモちゃんの保健室登校は一体どうなるのか、見てみましょう。

※本記事は野原広子著の書籍『娘が学校に行きません 親子で迷った198日間』から一部抜粋・編集しました。

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