くるみをたっぷり混ぜ込んでお花の形のパンに!パンどろぼうの「くるみパン」/パンどろぼうのせかいいちおいしいパンレシピ(5)

#食   
生地にくるみをたっぷり混ぜ込んでお花の形のパンに!

『パンどろぼうのせかいいちおいしいパンレシピ』 5回【全7回】


パンがパンを担いで逃げる!? お茶目で憎めないパンどろぼうがなんともシュールで面白いと話題の大人気絵本「パンどろぼう」シリーズ。

「パンにまぎれて忍び込み、めあてのパンをかすめとる!」どろぼうなのに憎めないパンどろぼうが追い求めた、絵本に出てくる「もりのパンや」に並ぶおいしそうなパンを、実際に作ることができるレシピがあるんです。

わかりやすい工程で、子どもから大人まで誰もが楽しめるレシピ。ぜひお試しを!

※本記事は吉永麻衣子(料理)、柴田ケイコ(原作)の書籍『パンどろぼうのせかいいちおいしいパンレシピ』から一部抜粋・編集しました


くるみパン

生地にくるみをたっぷり混ぜ込んでお花の形のパンに!

生地にくるみをたっぷり混ぜ込んでお花の形のパンに!

絵本の何ページに出てくるパン?

登場:パンどろぼうVSにせパンどろぼう P.31

材料(8個分)

材料

●パン生地
基本生地(作り方は下記参照)
A
・強力粉…200g
・砂糖…15g
・塩…3g
B
・牛乳…100g(室温にもどす)
・水…40g
・インスタントドライイースト…2g
C
・バター…10g(室温にもどす)

追加材料
くるみ(ロースト)…60g(レーズンくらいの大きさに割る)

その他の材料

●その他
溶き卵…適量

作り方

材料を使って基本生地をこね上げ、追加材料のくるみを全体に散らす

1 基本生地の作り方1~6と同様にしてA B C の材料を使ってこね上げ、追加材料のくるみを全体に散らす。

カードで生地を2等分にし、切った半量をくるみごと持ち上げて重ね、上から押してなじませる

2 カードで生地を2等分にし、切った半量をくるみごと持ち上げて重ね、上から押してなじませる。

もう片方の手でボウルを少しずつ回して角度を変えながら、2をあと2回繰り返す

3 もう片方の手でボウルを少しずつ回して角度を変えながら、2と同様にして「2等分にして重ねる」→「押してなじませる」をあと2回繰り返す。

外側の生地を中心に集めるようにしてくるみを包み込み、裏面がつるんとしたら表に返す

4 外側の生地を中心に集めるようにしてくるみを包み込み、裏面がつるんとしたら表に返す。

表面をピンと張らせ、丸めた生地を入れてフタをする

5 保存容器(容量800mlくらいのもの)とフタの内側に薄くサラダ油(分量外)をぬる。表面をピンと張らせ、丸めた生地を入れてフタをする。

冷蔵庫に入れて8時間ほどおき、1.5~2倍にふくらむまで発酵させる

6 冷蔵庫に入れて8時間ほどおき、1.5~2倍にふくらむまで発酵させる。

【くるみ入り基本生地は】
8時間後、すぐに使わない場合はいったん丸め直してふくらんだガスを抜き、再び冷蔵庫へ。
1日1回丸め直せば、冷蔵庫で5日保存OK。

カードで8等分にする

7 台とパン生地に打ち粉(強力粉/分量外)をふり、生地を容器から取り出し、カードで8等分にする。

くるみが飛び出ている部分を中に包むようにして丸め、合わせ目を指でつまんでとじる

8 生地の切り口と切り口を合わせ、くるみが飛び出ている部分を中に包むようにして丸め、合わせ目を指でつまんでとじる。

とじ目を下にし、手で軽く押して平らにする

9 とじ目を下にし、手で軽く押して平らにする。

生地の中心を指で押さえ、カードで5か所に切り込みを入れて花の形にする

10 生地の中心を指で押さえ、カードで5か所に切り込みを入れて花の形にする。残りの生地も同様に成形する。

生地が1.5倍の大きさにふくらむまで発酵させる

11 オーブンならクッキングシート、オーブントースターならアルミホイルを敷いた天板に並べ、乾燥しないようポリ袋をかぶせ、生地が1.5倍の大きさにふくらむまで発酵させる(オーブンの発酵機能を使った場合、40℃で約30分)。

焼く前に生地の花びらの部分をつまんで丸みをもたせ、溶き卵をハケでぬり、指で中心にくぼみを作る

12 焼く前に生地の花びらの部分をつまんで丸みをもたせる。溶き卵をハケでぬり、指で中心にくぼみを作る。

180℃に予熱したオーブンで15分、または予熱なしのオーブントースター(1200W)で10分焼く

13 180℃に予熱したオーブンで15分、または予熱なしのオーブントースター(1200W)で10分焼く。ケーキクーラーにのせて冷ます。

基本生地の作り方

ベタつきにくくこねやすい基本生地だから、パン作り初心者さんでも大丈夫!
これさえ覚えればいろいろなパンが作れます。

材料(生地約370g分)

基本生地の作り方

A
・強力粉…200g
・砂糖…15g
・塩…3g
B
・牛乳…100g(室温にもどす)
・水…40g
・インスタントドライイースト…2g
C
・バター…10g(室温にもどす)

最初のうちは、材料を1つずつ量るとミスもなく安心。

最初のうちは、材料を1つずつ量るとミスもなく安心。慣れてきたら、同じボウルで混ぜるものは直接量りながら入れても!

作り方

仕込み水と粉類をそれぞれ混ぜる

1 仕込み水と粉類をそれぞれ混ぜる
小さいボウルにBの牛乳と水を入れ、イーストを全体にふり入れ、沈むまで1~2分おく。その間に、大きいボウルにAを入れ、ゴムベラで混ぜる。
◆CHECK!
牛乳は冷蔵庫から出してしばらく室温におくか、電子レンジ(600W)で10秒温めてから使って(45℃以上になるとイーストの発酵力が弱まるので注意)。

イーストが溶けたら粉類に加える

2 イーストが溶けたら粉類に加える
イーストが沈んだら軽く混ぜて溶かし、大さじ1ほど残して大きいボウルの粉類に加える。
◆CHECK!
粉の種類によって吸水量が違うので、仕込み水は一度に全部入れずに少し残して。4のときに生地がかたいと感じたら足せばOK。

生地をゴムベラで混ぜる

3 生地をゴムベラで混ぜる
底からゆっくりとゴムベラで混ぜる。粉っぽさがなくなったら、ゴムベラについた生地もこそげ取る。

生地を折ってグーパンチする

4 生地を折ってグーパンチする
生地を向こう側から手前に半分に折り、グーパンチするようにしてこねる。もう片方の手でボウルを少しずつ回して角度を変え、生地がひとかたまりになるまでこれを繰り返す。
◆CHECK!
生地がかたければ、2で残しておいた仕込み水を加えて!

バターがなじむまで手でにぎる

5 バターがなじむまで手でにぎる
生地にCのバターをのせる。手で生地をにぎるようにして、バターが見えなくなるまでしっかりなじませる。
◆CHECK!
バターがかたいと生地になじみにくくなります。冷蔵庫から出してしばらく室温におき、やわらかくしておいて。

角度を変えながらグーパンチする

6 角度を変えながらグーパンチする
4と同様にして、「生地を半分に折る」→「グーパンチする」→「ボウルを少しずつ回して角度を変える」を2~3分繰り返す。生地がベタベタしなくなったらこね上がり。

生地を丸める

7 生地を丸める
外側の生地を底に集めるようにして表面をピンと張らせ、丸める。
◆CHECK!
まん丸にするか、縦長に丸めるか、保存容器の形に合わせましょう。

油をぬった容器に入れる

8 油をぬった容器に入れる
保存容器(容量800mlくらいのもの)とフタの内側に薄くサラダ油(分量外)をぬり、生地を入れてフタをする。

冷蔵庫で8時間発酵させる

9 冷蔵庫で8時間発酵させる
冷蔵庫に入れて8時間ほどおき、1.5~2倍にふくらむまで発酵させる。
◆CHECK!
8時間発酵させたら、それ以上は放置せずに使って。すぐに使わない場合は、いったん丸め直してふくらんだガスを抜き、再び冷蔵庫で保存を。

これが基本生地

これが基本生地

食パンならパウンド型1台分、小さめのおやつパンなら6~8個(ピザパンなら5ピース)分が作れます。
冷蔵庫で5日保存できる!(1日1回、丸め直すこと)

料理=吉永麻衣子、原作=柴田ケイコ/『パンどろぼうのせかいいちおいしいパンレシピ』(KADOKAWA)

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