お正月のあまったおもち、どうアレンジしたら? おもち好き&『作りたい女と食べたい女』の料理監修・料理家のぐっち夫婦に聞きました!

#食   

松の内も明けて、そろそろおもちの食べ方のアレンジが尽きてきた……という方も少なくないのではないでしょうか。
昨年ドラマ化された人気コミック『作りたい女と食べたい女』では、お正月の余ったお餅を使ってホットプレートで『おもちパーティー』を開催する場面があります。

   『作りたい女と食べたい女』より

おもちとクリームチーズにベーコンを巻いて焼いたり、納豆をかけて食べたり、餅を生地にしてピザの具をのせて焼いたり……。ああ、みているだけで美味しそう。

   『作りたい女と食べたい女』より

さらに、食べているうちに、「たらこバターのおもち」や「キャベツと豚バラでお好み焼き風」など、さまざまなアイデアが湧いてきたようです。

ついつい砂糖醤油やきなこ餅など、決まった味付けで食べてしまいがちなおもちですが、その可能性は無限大。
この『作りたい女と食べたい女』のマンガとドラマで、作中のお料理を監修された料理家のぐっち夫婦に、おすすめのおもちの食べ方について聞いてみました!

【ぐっち夫婦】夫のTatsuyaさん(左)と妻のSHINOさん(右)

Tatsuyaさんがお気に入りの食べ方は『明太バターもち』だそうです。電子レンジで柔らかくしたおもちに材料をからめるだけの、お手軽なレシピですよ!

そしてSHINOさんがお気に入りなのは『黒豆大福』。おせち料理の黒豆と組み合わせて和菓子風に仕上げます。これはぜひ試してみたいですね。

明太バターもち

 明太バターもち

【材料・1人分】
・切りもち 2個
・水 1/4カップ
・からし明太子 1/2腹
・バター 5g
・刻みのり 適量

【作り方】
1. 直径約15㎝の耐熱ボウルに切りもち2個を重ならないように入れ、水1/4カップを回しかける。ふんわりとラップをかけて電子レンジで約1分30秒加熱し、水けをきる。

2. からし明太子1/2腹は薄皮を取って中身を出す。1のもちのボウルに加え、バター5gを加えてさっとあえる。器に盛り、刻みのり適量をのせる。

黒豆大福

 黒豆大福

【材料・2人分】
・切りもち 2個
・黒豆の甘煮(市販品) 大さじ2
・きな粉 大さじ2
・砂糖 大さじ1

【作り方】
1. 直径約15㎝の耐熱ボウルにもちを重ならないように入れ、水1/4カップをかける。ふんわりとラップをかけて電子レンジで約1分30秒加熱する。

2. 水けをきり、黒豆を半量ずつ中央にのせてはさむ。もちに黒豆をのせ、半分に折るように押さえて閉じる。

3.バットにきな粉と砂糖大さじ1を混ぜ、もちを入れてまぶす。

※電子レンジを使う場合は600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。

    *    *    *

ちなみに、切りもちが1個だけ残ってしまった…というような時は何に使ったら?と聞いてみると、「味噌汁!美味しいと思います」とTatsuyaさん。なるほど、お味噌汁の具として入れてしまえばお雑煮風で美味しくいただけますね。

しょっぱい味付けも甘い味付けもどちらでも美味しく食べられるおもち。ぐっち夫婦おすすめのレシピも、『作りたい女と食べたい女』に登場する食べ方も、どちらも試してみたいです!

【ぐっち夫婦 プロフィール】
夫Tatsuya、妻SHINOの夫婦で料理家として活動。
「日々の暮らしを楽しく美味しく。ちょっとおしゃれに」をモットーに、ライフスタイルに寄り添うレシピを考案し発信している。書籍出版の他、雑誌やテレビ出演、メディア連載の他、イベントにも多数出演し、オンライン料理教室も開催。YouTubeチャンネル「YouTubeふたりごはん【料理家ぐっち 夫婦の料理チャンネル】」などSNSの総フォロワー数は100万人以上を誇る。

漫画=ゆざきさかおみ『作りたい女と食べたい女』より
レシピ作成・調理=ぐっち夫婦
取材・文=レタスユキ

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