「新居の周辺環境で重視すること」ランキング発表!夫VS妻間での意見のズレが判明?

#くらし   
新居の周辺環境で重視することは?

悩み多き新居探し。特に子育て中のファミリーの場合、「学校区は?」「安全面は?」など考慮すべきポイントが多岐に渡り、なおさら大変ですよね。引越してから後悔しないためにも、夫婦間で認識のズレがないかどうかをあらかじめ確認したうえで、情報収集にあたりたいものです。

「トナリスク」発表の、子育て家庭1000世帯に聞いた「新居の周辺環境で重視すること」ランキングから、夫婦間でどんな意見の違いが起こりえるのか、確認してみましょう!

【男女差ランキング】1位は「スーパー・コンビニ」の有無

子育て家庭1,000世帯に聞いた「新居の周辺環境で重視すること」男女差ランキング


1位:近くにスーパーやコンビニがある 
男女差7.9%(男性47.8%、女性55.7%)

2位:自然災害のリスクがない(ハザードマップで警告が出ていない) 
男女差7.1%(男性25.5%、女性32.6%)

3位:保育園・学校までの通学路の安全さ 
男女差5.7%(男性37.0%、女性31.2%)

4位:新居近くの交通量(自動車の通り)の少なさ 
男女差1.4%(男性20.9%、女性19.6%)

5位:近くに保育園や学校がある 
男女差0.8%(男性54.0%、女性53.2%)

「新居の周辺環境で重視すること」調査で回答の男女差が7.9%と最も大きかった項目は、「近くにスーパーやコンビニがある」。女性では55.7%と1位でしたが、男性は47.8%と、女性の方がより日常の買い物での利便性を重要視していることがわかりました。

ついで2位にランクインしたのは「自然災害のリスクがない(ハザードマップで警告がでていない)」。男性に比べ、女性の方が7.1%多いというデータが出ています。3位の「保育園・学校までの通学路の安全さ」については、女性が31.2%、男性が37.0%と、男性の方が5.7%多く重視する形に。これらの結果から、家族の安全確保について、男女間で若干の視点の差があるのではないかと考えられます。

その一方、4位以下の項目には目立った差は見られません。ここから、新居の周辺環境について重視するポイントについて、男女の間で多少のズレはあるものの、大きなギャップはないと言えそうですね。

気になる男女別ランキングの結果は?

【男性】
1位:近くに保育園や学校がある 54.0%
2位:近くにスーパーやコンビニがある 47.8%
3位:近くに子どもを遊ばせられるような公園がある 39.3%
4位:保育園・学校までの通学路の安全さ 37.0%
5位:近くに(小児科・内科・産婦人科などの)病院がある 32.6%
6位:自然災害のリスクがない(ハザードマップで警告が出ていない) 25.5%
7位:周囲に同世代の子どもがいる 24.5%
8位:新居近くの交通量(自動車の通り)の少なさ 20.9%
9位:夜間帯通りの明るさ 10.3%
その他 6.1%

【女性】
1位:近くにスーパーやコンビニがある 55.7%
2位:近くに保育園や学校がある 53.2%
3位:近くに子どもを遊ばせられるような公園がある 39.1%
4位:近くに(小児科・内科・産婦人科などの)病院がある 33.2%
5位:自然災害のリスクがない(ハザードマップで警告が出ていない) 32.6%
6位:保育園・学校までの通学路の安全さ 31.2%
7位:周囲に同世代の子どもがいる 23.9%
8位:新居近くの交通量(自動車の通り)の少なさ 19.6%
9位:夜間帯通りの明るさ 9.9%
その他 6.5%

調査概要

【実施者】株式会社トナリスク
隣人・近隣トラブルの予防・対策の専門会社。隣人調査・トラブル仲裁事業を通じ、「平穏な日常生活」の実現への貢献を目指す。

調査期間:2021年12月14日~2021年12月15日
調査対象:未就学児がいて、直近3年以内に引越し(戸建、マンション購入)をした経験のある20代~50代の男女
有効回答数:1012件(男性506名、女性506名)
調査方法:Web上でのアンケート調査

トナリスク代表・松尾大史 氏(隣人トラブル予防・対策の専門家)
日本最大手の探偵「株式会社MR」の取締役を経て、㈱トナリスクを代表として創業。
隣人調査や仲裁事業の現場経験も豊富であり、テレビ・メディアでの登壇も多数。不動産系YouTuberとのコラボも多数。

担当者に話を聞いてみました。

「(今回の調査発表の狙いは?)引越し先を検討中の子育て夫婦が引越し先を選ぶにあたり、どのような観点で不一致があるか(揉めやすいか)を事前に知ることで、より円滑に住まいの検討をしていただくことです」

「(今回の調査結果の目玉は?)女性の方が生活必須設備(コンビニ・スーパー)の近さを重視していて、男性の方が、通学路の安全性を意識していたということでした」

「(ユーザーへのメッセージ)新居選びは子育て家庭にとって、とても大切な人生の一大イベント。夫婦間でどんな点を重視するかをしっかり話し合い、後悔のない地域選びを行ってください。またこのデータの項目はありませんが、『どんな人がトナリに住んでいるか』もとても重要なので、ぜひ気にしてください」

新居探しの前には、夫婦それぞれの意見や希望を尊重して、よく話し合っておきたいですね。家族みんなの希望を叶えてくれる、いい物件との出会いがありますように!


文=仁田茜

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