「トイレは座って!」家を汚す家族にイライラ!?子育て世代223人に聞いた、掃除事情のリアル

#くらし   

掃除してもまたすぐ汚される…。食べこぼしをしたり、いたずら盛りの子どもがいると、掃除もエンドレスですよね。そこでレタスクラブでは、子育て中の女性が、日々の掃除をどうこなしているのか レタスクラブアンケート部の皆さんに聞いてみました。(2022/12/26~2023/1/10実施:回答者1,008人のうち「女性・既婚・子どもあり・23歳~50歳」の223人の回答を抽出)。掃除の失敗談から裏技まで、子育て世代のリアルな掃除事情が浮き彫りになりました。

汚れが酷くなる前に…2日に1回は床掃除

2日に1回以上掃除している人が過半数

まず最初に、床掃除や掃除機をかける頻度について尋ねたところ、「毎日」が21.1%でトップ。「毎日、かつ1日に複数回」と回答した人も14.8%いました。「拭いても拭いても娘が食べこぼしをするので、1日何回も掃除をしている」など、小さい子どもがいる家庭は、食事の度に食べこぼしの掃除をせざるを得なかったりもしますよね。次いで多かった「1日おき」(18.8%)の回答者数と合わせると、過半数の人は2日に1回は掃除をしていることがわかります。

子どもが小さいと一日何度も食べこぼしを掃除することも多い

「床掃除をしなければ」と感じるタイミングについては、「落ちている髪の毛が目立ち始めた」(67.3%)、「ホコリが目立ち始めた」(66.4%)、「食べこぼしが気になる」(43.0%)などの回答が多く挙がりました。「床がべとついている」(25.1%)や「ホコリが大きな塊になっている」(18.8%)といった回答は少なく、汚れが酷くなる前段で、対処している人が多いようです。

トイレは座って!家を汚す家族にイラッ…

家を汚す子どもにイライラすることも

アンケートでは、「掃除が嫌い」「どちらかというと嫌い」と答えた人が合わせて65.0%に上りました。それだけに、家を汚す家族の言動についイラッとしてしまうことも多いようで、様々なコメントが集まりました。

・「長男に座っておしっこをするように言っても、こっそり立ってしていることにイラッ!」
・「消しゴムを使った後、カスを払って床へ落とす」
・「お菓子を食べながら歩き回ること。カーペットのお手入れが大変なので、『ここでは食べないで』とあれほど言っているのに…!!!」
・「たばこのヤニ汚れ。吸わない私が壁の掃除をしてるのに、タバコを吸う人は見て見ぬふり…」
・「私以外の家族は視力が悪いため、お風呂の後に泡や髪の毛が流れていないことが見えていない。後からお風呂に入ると、まず掃除からなのでイライラする」
・「なかなか洗えない大きいラグをコインランドリーで洗った直後に、派手に何かをこぼされた時」
・「キッチンのシンクをキレイに掃除したあとに、追加で洗い物を置かれた時」
・「トイレ掃除後、大をされるとイラッとする」


掃除する側の苦労を考慮しない汚し方に、イライラが募るという意見が多々。また、不可抗力ながらも、汚す間の悪さについイラッとしてしまうという声も聞かれました。キレイにしたそばから汚されると、本当にガックリきてしまいますよね。その他には、こんなコメントも。

・「水がこぼれてもすぐ雑巾で拭いたりしてくれず、見てるだけで何もしてくれないのにイラッとしてしまった」
・「私が仕事から帰って来て、家族が食べたものは放ったらかし、寝ながら漫画読んでる時は最高にイラッとしました」
・「ゴミがそのままで『家にいるとずっと片付けしてる』と言ったら『家に居なきゃいいじゃん』と言われた」


「汚す」ことはもとより、「キレイをキープするのに非協力的な態度や発言」は、どうにかしてほしいもの。一緒に暮らす家族の一員として、「我関せず」の態度には、やはり納得いかないですよね。せめて感謝の言葉をかけてくれるだけでも、イライラ度は大分違ってくるような気もします。

掃除用品は、付加価値より実利優先

掃除グッズが価格と使いやすさで選ぶ

洗剤、お掃除モップ、スポンジなど、日々の掃除に必要不可欠な掃除用品ですが、種類が多くて選ぶのに迷ってしまいますよね。そこで掃除用品を選ぶ基準について聞いてみたところ、最も多かった答えは「価格」。やはり普段使いの消耗品なだけに、価格の安さが最重要ポイントなようです。次いで「使いやすさ」「効果」がランクイン。「パッケージ」「香り」といった付加価値よりも、『いかに安くキレイに仕上がるか』という実利的なメリットを取ることが多いという結果になりました。

時短も節約も叶う!掃除の裏技

多忙な中、効率よく掃除を済ませるための裏技について聞いてみたところ、子育て世代ならではの回答が多く寄せられました。時短、節約につながるアイデアも満載なので、ぜひ参考にしてみて。

・「古着はカットして手に取りやすい場所に。汚れていたらすぐ拭いて捨てる。とにかく雑巾は洗いたくない」
・「ストッキングはフローリングを拭くのに最適。静電気で、髪の毛や埃など、絡めとります」
・「掃除機のフィルターは、付属の小さいハケよりも竹串の方がよく取れる」
・「細かい汚れ、届きにくい場所は、古い歯ブラシが案外届いて落ちる」
・「電子レンジや冷凍庫などキッチン周りの汚れは、アルカリ電解水をかけてキッチンタオルやラップなどで乾燥しないように覆ってから放置。しばらくしたら簡単に汚れが落ちる」
・「排水口の受け皿にアルミホイルを丸めたものを置いて、ヌメリ防止している」
・「夫をおだてて掃除してもらう」
・「子どもに頼む。『お片付け選手権』とイベント風にして遊びの延長のような感覚で片づけてもらいます(笑)」

子どもを乗せて掃除をしてもらうスゴ技も

古着、ストッキング、歯ブラシなど、掃除用品以外のモノを使った裏技が多数寄せられました。捨てる前にもう一仕事してもらえる「使い切った感」もあり、心置きなく処分できるのがいいですよね。お金がかからないのも高ポイントです。また、放ったらかし掃除や、汚れを防止することで掃除をラクにするアイデアなども、忙しい子育て世代にはうってつけ。「夫や子どもを乗せて掃除してもらう」という、子育て中ならではのスゴ技を駆使している人も見られました。

辺り一面、水浸し!まさかの「掃除の大失敗」エピソード

日々掃除に取り組んでいるからこそ、時には失敗することもあるもの。そこで最後に、掃除での大失敗について聞いてみたところ、悲哀に溢れたエピソードが多数寄せられました。

・「IHの排気口を掃除したときに、ネジを外して掃除しようとしたら、IHの内側が中に落ちてしまい、自力では戻せずに業者を呼ぶハメに。業者曰く、中まで掃除する人はあまりいない…とのこと。高くつきました」
・「浴室のゴムパッキンを外す動画をSNSで見て、真似したら戻せなくなり、いまだにそのまま」
・「お風呂掃除をしてる時に滑って転んで腰を痛め、2週間も動けなくなった。無理もいけませんね」
・「一人で冷蔵庫や食器棚の裏を掃除しようとして動かしたら、床が傷だらけになった」
・「浄水器や食洗機をずらして掃除していたら、いつの間にか水栓が外れており、水が噴水状態に。辺り一面水浸し、水道の元栓を止めるまで水が出続け大変なことになりました」
・「ベランダ掃除が終わったと思った瞬間に、置いてあった鉢を倒し土まみれ」
・「最初に写真や本などに手をつけると見返してしまったり、漫画を読みふけってしまって一日が終わっていました…」
・「入浴中にお風呂の汚れが気になって、裸で掃除を始めたら、風邪をひいた」
・「何故か手の色が変わってました」


「写真や本を見て時間が経っていた」というエピソードは「掃除のあるある」ですよね。また、IHや食洗機など、普段やり慣れていない箇所の掃除は、難易度も高く失敗してしまうことも。

「汚れる」「散らかる」は子育て世代の宿命。日々、家族のために掃除に励んでいる彼女たちの姿が浮き彫りになりました。




文=酒詰明子

この記事に共感したら

Information


▼みんなへとへと…!子育て世代のインサイトアンケート記事一覧はコチラ!



本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

LINEお友だち追加バナー

おすすめ読みもの(PR)

プレゼント企画

プレゼント応募

\\ メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く //