【日本を代表する最高級和牛】脂がのった米沢牛×すき焼きは悶絶級のおいしさ!

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米沢牛 

神戸牛、松阪牛、近江牛などに負けずとも劣らない、国内最高級ランクの和牛「米沢牛」。海外での和牛人気の高まりもあって、米沢牛の名前は外国の方にも知られているようです。

置賜エリアは山形県の最南端

米沢牛と呼ばれるには、「置賜(おきたま)エリアに居住する飼育者が育てる」「黒毛和種の未経産雌牛」など、いくつかの厳格な基準があります。山形牛も有名ですが、米沢牛の方が基準が厳しく品質は3等級以上に限られるため、比較すると希少性が高いといえるでしょう。
また置賜エリアは山形県の最南端にあり、その中心が米沢市。戦国武将の上杉謙信を祀る上杉神社や米沢城址、人気の日本酒「東光」の酒蔵もあることから、観光でも人気のスポットなんです。

山形県の肉用牛の歴史のはじまりはここ米沢。一人のイギリス人が米沢の黒牛を食べ、あまりにおいしかったことから全国に「米沢牛」の名前が知れ渡り、それをきっかけに山形県における牛の畜産が盛んになっていったそうです。

米沢牛のおいしさのヒミツ

最高級の呼び声が高い米沢牛

米沢牛は成長の頃合いを見ながら、こだわりの飼料が与えられています。飼料の与え方の判断はとても難しいもので、生産者の長年の経験がとても重要。古くから生産者が手間暇と愛情をかけて育ててきた歴史、そして夏と冬の寒暖差が大きい気候の中でじっくり成長する環境…この2つが相まって、国内最高級ランクの米沢牛が生み出されています。


米沢牛を「すき焼き」で堪能しよう!

米沢牛は上品な脂の旨みがたまらない!

米沢牛の魅力は、何といっても上品な脂の旨み。キメのある赤身に脂であるサシが細かく入るため、とっても柔らかでコクのある味わい。すき焼きの割り下とからめれば、悶絶級のおいしさです! 今回は肉のおいしさをガツンと味わえる「関西風すき焼き」のつくり方をご紹介。

関西風すき焼き

材料(2~3人分)
牛すき焼き用肉…200g
もめん豆腐…1/2丁(約150g)
白菜…3枚
長ねぎ…1本
春菊…4株
車麩(ぶ)…1個
牛脂(またはサラダ油)…適宜
ざらめ(または砂糖)…小さじ1/2
わりした
 ・酒…大さじ6
 ・しょうゆ…大さじ3
 ・ざらめ(または砂糖)…小さじ4
・しょうゆ

作り方
1.白菜はざく切りに、ねぎは斜め1cm幅、春菊は7cm長さに切る。車麩は水でもどしてから水を絞り、6等分に切る。豆腐は8等分に切る。
2.フライパンに牛脂を入れて火にかけ、脂が出たらざらめを入れる。牛肉2〜3枚を広げて入れ、両面をさっと焼く。肉の色が変わったらいったん火を止め、しょうゆ小さじ1をかけて、牛肉を食べる。

牛肉2〜3枚を広げて入れ、両面をさっと焼く

3.フライパンに1、残りの牛肉を並べ入れ、中央にわりしたのざらめを入れて弱火にかける。約30秒熱したら、残りのわりしたの材料を入れ、中火にする。煮立ったら弱火にし、牛肉と野菜に火が通るまで煮る。

Point▶焼いた肉を食べてからわりしたを注いで。

関西風すき焼き



すき焼きでお肉の「コク」まで味わえるのは、国内最高級ランクの和牛「米沢牛」ならでは。この感動体験、ぜひ一度味わってほしいです! 特別な日やおもてなしなど、ハレの日の料理にもぴったりですよ。

文=多田恵

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