ついに学校のプールでも日焼け止め解禁! 子どもの皮膚を守るために大切な紫外線対策

#くらし   

小さい子どもは大人の女性のように、自ら「よし、出かけるから日焼け止めを塗るぞ!」とはなかなかならないもの。何も防御策を取らないまま外遊びをしたり、プールに飛び込んでしまったりします。子どもの日焼けを防ぐために、親はどのようなことに気をつけていけば良いのでしょうか?

■過剰な紫外線には要注意

7月27日放送の「あさイチ」では、子どもの日焼け対策を特集。神奈川県立子ども医療センター皮膚科医の馬場直子先生に、子どもが過剰に紫外線を浴びるリスクを教えてもらいました。

「日焼けを繰り返していると皮膚が早く老化していく」「将来の皮膚がんにつながる」といったことに加え、紫外線の浴びすぎは免疫力を低下させることも。唇に水ぶくれができる「口唇ヘルペス」も、紫外線が原因の1つと考えられているそうです。

しかし、過度な対策は禁物。紫外線はビタミンDを皮膚で合成してくれるというメリットもあるのです。ビタミンDにはカルシウムの吸収を助ける働きがあるため、子どもの骨の発達には欠かせないんだそう。

とはいえ、陽射しが強い今の時期は紫外線を防ぐのが得策。番組では「7cm以上のつばがある帽子をかぶる」「袖のある服を着る」「休憩時間などは日陰に入る」などの対策が紹介されていました。

また、子どもに使うのは、紫外線をはね返して皮膚を守ってくれる「紫外線散乱剤」が配合された子ども用の日焼け止めクリームを使う方が良いんだとか。汗で流れやすいので、2時間ごとぐらいに塗り直すと良いそうです。

■学校のプールで日焼け止めの使用が可能に

水質の悪化などを理由に、今まではおよそ半数の学校がプール授業において日焼け止めの使用を禁止していたようです。

ところが、今年に入ってから日本学校保健会が「耐水性のものに限り、学校のプール授業で日焼け止めを積極的に使用してもよい」という指針を発表。ようやく日焼け止めが使えるかと思いきや、学校によっては未だに許可が下りず「肌が弱い娘はプールの度に赤くはれてかわいそう」「日焼けするとヒリヒリしちゃうのに。もっと柔軟に対応して欲しい」「うちの子は焼けるとひどいかゆみに悩まされてる」と途方に暮れている親も。

上半身を覆うラッシュガードタイプの水着とともに、早い段階で日焼け止めの解禁をして欲しいという声が相次いでいます。

■日焼けしないためのお役立ちグッズ

番組では、紫外線に弱い体質の子どもを持つ母親が開発したUV対策ウェアを紹介。汗をかきやすいところや熱がこもりやすいところはメッシュにして涼しく、肩や腕、顔周り、頭、首の後ろにはUVカット素材を使用して日焼けしやすい部分をフルガードしてくれます。

また、首の後ろを日焼けから守る布がついている帽子は、脇についているひもを引っ張ればカウボーイ風に早変わり。帽子嫌いの子どもでも興味を持つ工夫がされています。

細かく配慮されたUV対策ウェアには司会の井ノ原快彦をはじめゲスト一同が「ああいうの、いいですね」「自然な感じがしてたもんね」「あれならかわいいからいいと思う」と絶賛。視聴者の中にも「実用性が高そう!」「育児経験者が作ってるから配慮がすごいね」と感心する人がいたようです。

体育でも紫外線対策ができるように、最近では複数の企業がUVカット素材で作られた体操着や後頭部にたれがついた赤白帽を販売。グッズを上手に駆使して、子どもの皮膚を紫外線から守りたいものですね。

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