メルカリ出品の経験を活かしてWebライターの道へ!未経験からWebライターになった女性のリアルな生活

#くらし   
メルカリ出品からWebライターの道へ!未経験からWebライターになったトモモさんのリアルな生活

「働き始めたけれど、子どもが熱を出すたびに胃が痛い」
「働きたいけれど子どもが小さく、両立できるか不安で...」
など、働いていてもいなくても、仕事と子育ての狭間で葛藤している人は少なくないでしょう。

働く場所や時間に縛られない在宅ワークは、最近子育て世代にも人気です。今回は、未経験からWebライターの道にすすんだトモモさんにお話を伺いました。実際に仕事をしている人のリアルな声を知ることで、子育て世代がWebライターになるとこんな生活になるのか!とイメージしやすくなると思います。

やりたいことを諦めたり、我慢したくない!と考えている人のヒントがきっと見つかりますよ。

40代副業Webライタートモモさんはこんな方
→Webライター&ブロガー・元アパレルショップ店員/夫・小5と小3のお子さんの4人家族


【きっかけ】メルカリ出品からWebライターの道へ

――トモモさんはWebライターになる前は何をしていたのですか?

義母の新品未使用品をメルカリやヤフオク!で出品していました。

義母は裁縫が得意でウェディングのお直しの仕事をしていました。仕事で得たお金で洋服をどんどん買っていたんです。その数は家の8畳間三つ分ぐらいの部屋が埋まるほど。

――なぜ、そんなに物が溜まっていったんですか?

義母は働きながら子育てをしていましたが、子育て期間は買い物を我慢していました。その後子どもが独立し、自分で稼いだお金を自由に使える喜びを知り、欲しい物をどんどん買ってしまいました。あとで返品すればよいかと軽い気持ちで買っていたのだそうです。

その品を売りに出すのを頼まれて出品しているうちに、この在庫が全部売れた場合、次は何をすればいいのだろうと思いました。ちょうどそのころ、YouTubeをよく見ていてWebライターならできるかも、と。

バイヤーは転売する手間や在庫を抱えるリスクがあります。一方、Webライターだったら起業しなくてもよいし、特別なソフトもいらないのも魅力でした。

【始めの一歩】クラウドワークスに登録


――まずは、何から始めたのですか

クラウドワークスに登録しました。そこからスカウトが来たのです。

内容はライフスタイル系「〇〇選」の商品紹介記事でした。テストライティングで5000字。すごいボリュームのレギュレーションが付き、画像挿入、レビューありで1記事100円ぐらいでした。

初心者だったので、1週間ぐらいがんばって取り組みましたが、この仕事が終わったあと「もう無理」と思って、半年ぐらいやらなくなりました。

――仕事をしていない期間はどうしていたんですか

Webライターの仕事をストップしている間に、YouTubeを見たり、Voicyを聞いたりして過ごしました。そのうちに、もうちょっと肩の力を抜いて気楽にWebライティングの勉強をしようと思えるようになったんです。

――気持ちの切り替えをしてから再チャレンジしたんですね

しばらく経ってから、もう一度クラウドワークスで新案件にチャレンジ。ECショップの商品紹介のコラムでした。

発注主がペットショップだったので、トリマーの友達に詳しく調査したり、SEOも意識したり。がんばって執筆したところ、発注主に「お客様目線で書かれていて、とてもよい記事です」と喜んでもらえました。


【自分の強み】元アパレルショップ店員の経験を活かした記事作り


――トモモさんの得意な記事は何でしょうか

元アパレルショップ店員なので、アパレル商品の紹介記事は得意です。素材や用語についての知識はあると自負しています。

さらにWebライター関係ではないのですが、ヤフオク!やメルカリなどのネットを通じての売買の経験があるのは強みですね。ネットの世界で稼いだ経験があるので「これならネット販売で需要がありそう」と見極める力があると思います。

――なるほど、ネットの物販を通して知らず知らずのうちに、マーケティングの力もついたのですね

【今の仕事】グルメ記事をオウンドメディアに執筆中


――最近のお仕事状況を教えてください

WordPressで20記事納品する仕事を1か月継続しました。
今はグルメ記事の執筆を継続しています。

【起こった変化】家族が協力的に


――Webライターになってから、生活の中で変化したことはありますか

家族が協力的になりましたね。Webライターの仕事をし始めたころはコロナ禍の最中。仕事や学校に行けなくなり、家族が家にいることが多くなりました。そうすると、母親である私の家事や仕事にしわ寄せが出てきたのです。

そこで、母親だけでなく父親も育児や家事を分担するべきだと夫と話し合いました。それからは夫もちょっとずつ食事作りなどの家事を分担してくれています。

家で仕事をしているので、子どもたちもなるべく静かにしてくれるように。夫もこの仕事(Webライター)を応援してくれています。

【苦労話】リサーチに時間がかかる


――Webライターの仕事をするうえで困っていることはありますか

記事を書くこと、特にリサーチに時間がかかります。なかなか調べたいところにたどりつきません。「指定のキーワードを〇個以上入れる」などの指定がある場合にも苦戦しますね。

あとは、応募してもなかなか提案が通らない、テストライティングしても継続につながらないことなどですね。

【一日のタイムスケジュール】できるだけ午前中に仕事


――普段はどのように生活されているのですか

やはり午後は集中力が途切れてきます。子どもたちも学校から帰ってくるので、おやつをあげたり、習い事の送迎や宿題を見てあげたり……。

子どもたちを寝かしつけてから、夜な夜なパソコンに向き合っていることが多いです。

ある日のタイムスケジュール

5:00 ~5:30 起床
6:00 ~7:00 朝の支度
7:30      子どもたち登校
7:30 ~8:30 家事
8:30 ~9:30 買い物
9:30 ~14:00 仕事
15:00 ~16:00 子どもたち帰宅
18:00 ~19:00 夕食の支度
19:00      夕食
20:00      子どもたち就寝
20:00      お風呂
         その他雑用または仕事、読書、子どもたちのスケジュールチェックなど
22:00       就寝


【家事・育児と仕事とのバランスの工夫】時間を決めてパソコンに集中


――家事・育児と仕事とのバランスをとるために工夫していることはありますか

子どもたちがいるときに仕事をしなくてはいけないこともあります。その場合はパソコンを開く時間を決めて集中します。できないことも多いのですが……。

やはり、小さいときにしか遊んであげられないので、子どもとの時間を大切にしたいです。

【今後の展望】ライティングの幅を増やしたい+他の収入源を確保


――今後はどのような記事を書いていきたいですか

セールスライティングやインタビューライティングにも挑戦したいですね。SEOに関係ないアパレルのコラムも書いてみたいです。
Webライターのほかに、家の外に出て働く営業のような仕事をプラスして、家と外で働きたいと思っています。

さらに、今まで書き貯めてきた天然酵母パンのレシピをWordPressに移して、稼げるブログにしようと思います。収入源はいくつか持っていたいです。

【今後の夢】カフェを開きながらライターをやりたい


――将来の夢はありますか

ブログやライターの仕事をやりながら、カフェを開きたいです。そこで天然酵母パンを作って売りたい。夫が元大工なので、よさそうな物件があったら手入れしてカフェに改装できたらと思います。


◇ ◇ ◇

デジタルに強く行動力も抜群のトモモさん。ブログやライターとして活躍しながら、カフェを開く夢も実現できそうですね。


著者プロフィール

たーこ
医療関係の事務として勤務。コロナにより患者が激減。人生後半戦にこのままこの仕事に就くことに絶望。何か副業をしたいと探しているときにWebライターの職業に出合う。年齢にも場所にもとらわれない働き方に魅力を感じ、早速クラウドソーシングサイトに登録。右も左も分からずだったが、最初にわずかながら稼げたことに感動する。数々の案件に試行錯誤して挑戦中。他のママライターに興味を持ち、インタビューをしてKindle出版を目指すことに。




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